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ZZトップのビリー・ギボンズ 新ソロ・アルバム『Hardware』6月発売 新曲は3月26日公開

2021/03/24 16:40掲載
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Billy Gibbons
Billy Gibbons
ZZトップ(ZZ Top)のフロントマン、ビリー・ギボンズ(Billy Gibbons / Billy F Gibbons)の通算3作目のソロ・アルバム『Hardware』が海外で6月4日発売。リリース元はConcord Records。

ソロ・アルバムのリリースは2018年の『The Big Bad Blues』以来。

このアルバムは、米カリフォルニア州パームスプリングス近くの砂漠地帯にあるエスケープ・スタジオでレコーディングされ、ギボンズのほか、マット・ソーラム(Matt Sorum)とマイク・フィオレンティーノがプロデュースを担当し、エンジニアのチャド・シュローサーが追加プロデュースを行いました。

このアルバムの発売に先立ち、3月26日(金)にシングル「West Coast Junkie」をリリースします。この曲のミュージックビデオは日本時間3月26日13時に公開されます。

ガンズ・アンド・ローゼズ等で知られるマット・ソーラムは『Hardware』ではドラマーも務めており、アルバムのコアバンドにはギタリストのオースティン・ハンクス(Austin Hanks)も参加しています。ソーラムとハンクスは、ギボンズの前のソロ・アルバム『The Big Bad Blues』のレコーディングにも参加していました。

これまでのソロ・アルバムとは対照的に、『Hardware』のレパートリーのほとんどすべてがオリジナルで、ギボンズ、ソーラ、フィオレンティーノ、シュローサーによって書かれたアルバムの全12曲のうち11曲はロック志向の楽曲です。唯一の例外は、もともとはテキサス・トルネードによって録音された「Hey Baby, Que Paso」です。

アルバムのタイトルは、1980年代半ばからギボンズとZZトップと一緒に働いた伝説的なレコーディングエンジニア、故ジョー・ハーディへのトリビュートです。

音楽的には、アルバムは砂漠の状況に影響されたという。ギボンズは次のように述べています。「砂、サボテン、ガラガラヘビが移動する砂漠の風景は、そこで生み出される音に反映された興味をそそるような背景を作り出している」。

アルバムのハイライトである「Stackin' Bones」には、ギボンズが以前から親交のあるラーキン・ポー(Larkin Poe)がゲスト参加しています。

ビリーは、このアルバムについて「僕たちは、夏の暑い時期に数週間砂漠にこもっていましたが、それ自体がかなり強烈だった。このアルバムでは、そのストレスを散させるために、ただ“ロックする”ことだけに専念した。それが『Hardware』の本質だ。大部分は荒れ狂うロッカーだが、砂漠の隠された神秘を常に意識している」と述べています。

「West Coast Junkie」のミュージックビデオ