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ザ・クラッシュ『London Calling』 ジャケット・カヴァーのミニ・ドキュメンタリー映像公開

2021/03/17 15:15掲載
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The Clash / London Calling
The Clash / London Calling
ザ・クラッシュ(The Clash)のアルバム『London Calling』のジャケット・カヴァーについてのミニ・ドキュメンタリー映像『How "London Calling" Got Its Artwork』が公開。

使われている写真は写真家ペニー・スミスが、1979年9月21日に米ニューヨークのパラディウムで行われたザ・クラッシュのコンサートの最中に、ステージ上でベースギターを叩き壊しているポール・シムノン(Paul Simonon)の姿を写したものです。

シムノンは当日、着席して観ていた客のノリが悪く、他にもさまざまなことが重なってストレスがたまり、あの行動に出てしまったという。スミスは、あまりの驚きに写真を撮ってしまったようで、「撮ったのは自分の意志ではありません。思わず指が動いてしまった」と振り返っています。

彼女のキャリアの中で最も有名なショットの一つではありますが、スミスはこの写真に愛着を持っておらず、この写真を使われることを望んでいませんでした。ジョー・ストラマー(Joe Strummer)が『London Calling』のジャケットにこの写真を使いたいと言ってきたとき、スミスは「完全にピンボケ」と言って反対しますが、最終的にストラマーから説得され、スミスはこの写真の使用を認めています。

写真を囲むタイポグラフィはエルヴィス・プレスリーのアルバムに似せたものです。