HOME > ニュース >

ロバート・フリップ&トーヤの夫婦漫才/映像シリーズ、なぜ始めたのかトーヤが語る

2021/02/06 16:36掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Robert Fripp and Toyah
Robert Fripp and Toyah
キング・クリムゾン(King Crimson)ロバート・フリップ(Robert Fripp)と彼の妻トーヤ・ウィルコックス(Toyah Willcox)が2020年4月から毎週日曜日に公開している夫婦漫才/映像シリーズ「Toyah & Robert Fripp's Sunday Lunch」。トーヤは英国の新聞ガーディアンのインタビューの中で、このシリーズについて語っています。

トーヤによるとこのシリーズは、フリップを満たす目的として始まったという。「この家には74歳の夫がいて、彼なしでは生きていけないと思っています。彼は内向的だったので、“彼にダンスを教えてあげよう”と思いました。そして、それは挑戦になりました」。

トーヤは夜遅くにベッドの上でくすくす笑いながら、すべてを考え出すという。「私は照明、撮影、コンセプト、そしてロバートの説得を担当しています」

最初のビデオは、チャイコフスキーの「白鳥の湖」に合わせて踊る2人の映像でした。

フリップにタイツとチュチュ(バレエのスカート状の舞台衣装)を着せて踊らせると、彼は「めちゃくちゃ激怒した」と彼女は言います。フリップは自分が馬鹿にされていると感じていました。しかし、反響は圧倒的に好意的で、半年後の今、フリップは人間の笑いの美しさを思い出させてくれる必要がある観客との共有体験になったという点で、これは非常に重要なことだったと理解しています。それ以来、彼女は「私は彼を絶望的な状況に追い込んだことはありません」と付け加えています。

このシリーズは、カメラのために誇示しているのではなく、この夫婦が普段からしていることなのだと彼女は言っています。「彼を笑わせるためにいつもしています。彼には笑ってほしいから。私たちが何かをしているのを見られたら、2人は9歳なのかと疑ってしまうでしょうね」と彼女は言う。例えば、彼女は彼のシャワールームに隠れるのが好きという。「部屋の明かりをつけると 私が狂った子供のように隅にいて 彼をびっくりさせます。彼が“もうやめてくれないか”と言うこともあったけど」

以下は最初のビデオ 「白鳥の湖」編



以下は「Toyah & Robert Fripp's Sunday Lunch」シリーズの映像をまとめたプレイリスト