映画『ワンダーウーマン 1984』　84年には存在しないパンクTシャツが登場すると炎上　だが実は存在　監督はファンから信頼を得る

1984年のワシントンD.C.を舞台にした映画『ワンダーウーマン 1984』には、パンク・グループが歩いているシーンがあります。このグループが着ているパンクTシャツにファンが「1986年発売のアルバムのTシャツだ」と指摘。明らかな失態だと炎上するものの、実は、このTシャツを送ったのはそのバンドのメンバーであり、そのアルバムのオリジナル・カセット版は1984年発売だったと判明。バンドと同映画の監督パティ・ジェンキンスは80年代からの友人だということもわかり、監督はハードコア・パンク・ファンから信頼を得ています。

『ワンダーウーマン 1984』でパンク・グループが着ているパンクTシャツは、バッド・ブレインズ（Bad Brains）のデビューアルバム『Bad Brains』と、米ューヨークのハードコア・パンク／クロスオーバー・スラッシュバンド、クロ・マグス（Cro-Mags）のアルバム『The Age of Quarrel』のTシャツでした。

クロ・マグスのアルバム『The Age of Quarrel』は一般的には1986年発売と知られているため、クロ・マグスのファンは、明らかな失態だと非難しますが、この件に関してバンドのフロントマンであるジョン・ジョセフがInstagramページにメッセージを寄せています。

それによると、ジョセフは約20人から失態の可能性があることを教えてもらったと述べ、彼は

「監督のパティ・ジェンキンスとは80年代からの親友だ。彼女から、本日リリースされた新しい『ワンダーウーマン 1984』のためにクロ・マグスのシャツを送ってほしいと頼まれた」

「彼女に送ったのはこの『The Age of Quarrel』のTシャツだ。オリジナル・アルバム（ブラック・カセット）は1984年にリリースされた。俺とパリス（メイヒュー／ギタリスト）がレコーディングの費用を出したんだ。彼の父親はナッシュビルにプレス工場を持っていて、テープをプレスしていた。ここにもトリビアがある。パティに最初の監督の仕事を引き受けもらった。バンドLEEWAYの「Three Wishes」のビデオだ。彼女はニューヨークの映画学校に通っていたがDCで育った - バッド・ブレインズの大ファンでもある！」

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パティ・ジェンキンスが監督したLEEWAYの「Three Wishes」のビデオ