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BBC Radio 1 ザ・ポーグス&カースティ・マッコール「ニューヨークの夢」のオリジナル版を放送しないと発表

2020/11/20 11:00掲載
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The Pogues Featuring Kirsty MacColl - Fairytale Of New York [25th Anniversary Limited]
The Pogues Featuring Kirsty MacColl - Fairytale Of New York [25th Anniversary Limited]
英国の人気クリスマス・ソング、ザ・ポーグス(The Pogues)カースティ・マッコール(Kirsty MacColl)による「Fairytale of New York(邦題:ニューヨークの夢)」。英BBC Radio 1は、歌詞の一部がリスナーを不快にさせるかもしれないため、オリジナル・ヴァージョンを放送しないと発表。代わりに、マッコールが別の歌詞を歌う編集されたヴァージョンが放送されます。

BBCニュースによると、同じBBCラジオでも、BBC Radio 2では引き続きオリジナル・ヴァージョンが放送され、BBC Radio 6 MusicのDJは2つのヴァージョンを選択することができるという。BBCの広報担当者は「この曲がクリスマスの名曲と考えられていることはわかっており、ラジオ局は視聴者にとって最も関連性の高い曲のヴァージョンを選択して、今年も引き続き放送します」と述べています。

この曲は、2005年以来毎年クリスマスシーズンになると英国のトップ20に返り咲く、最も永続的なクリスマスポップソングの1つです。

同局は、若いリスナーは特に性別やセクシュアリティを軽蔑する言葉に敏感であると述べています。

新しく編集されたヴァージョンは、2つの歌詞が変更されており、ひとつはマッコールが同性愛者を中傷する言葉の代わりに「You're cheap and you're haggard」と歌う別のヴァージョンに置き換えられています。またRadio 1の新しく編集されたヴァージョンでは、2番の歌詞でシェイン・マガウアンによって歌われた単語が完全に削除されています。

Radio 1は近年、オリジナル・ヴァージョンを放送してきましたが、歌詞に含まれる侮辱は、長い間、一部の人たちから批判されてきました。この曲は2007年にRadio 1によって検閲されましたが、その決定はファンの抗議を受けてすぐに取り消されました。また2019年にはBBCのホームコメディ番組のホリデーエピソードで、番組のキャラクターがオリジナルの歌詞を歌った後、何百もの苦情がありました。