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デヴィッド・バーン、トーキング・ヘッズ『Stop Making Sense』のプロモ映像でブラックフェイスを使ったことを謝罪

2020/09/02 08:49掲載
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Stop Making Sense - David Byrne Interview
Stop Making Sense - David Byrne Interview
トーキング・ヘッズ(Talking Heads)のコンサート映画『Stop Making Sense』(1984年)のプロモーションとして、デヴィッド・バーン(David Byrne)は当時、さまざまなキャラクターを演じて自分自身にインタビューするビデオを撮影しています。この中には「ブラックフェイス」(黒人に扮して顔を黒く塗る)姿も含まれており、バーンは9月1日(米国時間)、過去に「ブラックフェイス」および「ブラウンフェイス」を使ったことを自身のツイッターで謝罪しています。

以下はツイート内容

最近、あるジャーナリストが、1984年にトーキング・ヘッズのコンサート映画『Stop Making Sense』のプロモーションビデオの寸劇で僕がやったことを指摘した。この作品では、僕は自分自身にインタビューするさまざまなキャラクターとして登場し、描かれているキャラクターの中には有色人種もいた。

この寸劇のことをほとんど忘れていましたが、それが僕の注意を引いたことに感謝しています。

「ブラックフェイス」「ブラウンフェイス」を含む様々なキャラクターの自分を見ると、理解の欠如を示す大きな誤りだったと認めます。これは鏡を見て他の誰かに会うようなものです。あなたが思っていた人ではない、またはそうでなかったのです。

僕たちは自分自身に大きな盲点を持っています。このような過ちを犯すことはもうないと思いたいのですが、当時の僕は明らかにそうではありませんでした。ブロードウェイのショー『American Utopia』の最後に僕が言ったように「僕も変わる必要がある」...それ以来、僕は変わったと思っています。

僕のような人が、本当に誰でも、成長して変わることができ、過去を誠実さと説明責任を持って検証できるように、人々が思いやりと理解を持っていることを願っています。


以下はそのプロモーションビデオ