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英国の電子音楽展<エレクトロニック:クラフトワークからケミカル・ブラザーズまで> TBSがミニ特集 映像公開

2020/08/01 18:15掲載
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Electronic: From Kraftwerk to the Chemical Brothers
Electronic: From Kraftwerk to the Chemical Brothers
英ロンドンのデザインミュージアムにて、エレクトロニックミュージックをテーマにした展覧会<Electronic: From Kraftwerk to The Chemical Brothers(エレクトロニック:クラフトワークからケミカル・ブラザーズまで)>が7月31日より開催スタート。TBSではこの展覧会の模様をミニ特集。ネットでも約7分の映像が公開されています。

同展は、エレクトロニック・ミュージックを取り巻くビジュアル・カルチャーを掘り下げており、テクノロジー、デザイン、アート、ファッションがエレクトロニック・ミュージックにどのように貢献してきたかをテーマに、クラフトワーク(Kraftwerk)以降のここ50年の電子音楽シーンをふりかえる展示品が多数出展されます。もともとは今年4月に開催予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で延期されていました。

■ロンドン コロナ下で「電子音楽×デザイン」展

新型コロナで延び延びになっていたロンドン、デザイン・ミュージアムでの「エレクトロニック:クラフトワークからケミカル・ブラザーズまで」展、ついに開始です。

テクノが大音量で鳴り響く中、ムーグのシンセやローランドのTRシリーズ、電子音楽初期の名盤たち、ジェフ・ミルズゆかりの品やエイフェックス・ツインの例のMVのマスクに囲まれながら、エレクトロ音楽とデザインが絡み合ってきた歴史を体感。

ソーシャル・ディスタンスを保ちながらキューレーターは語りました。「ここには、現在、失われている“エネルギー”がある」「それでも人々はまた踊り出す」と―



海外ではオフィシャル本『Electronic: From Kraftwerk to the Chemical Brothers』が7月30日に発売されています。

本書には、テクノ・レジェンドのジェフ・ミルズ(Jeff Mills)や、ザ・デザイナーズ・リパブリックのイアン・アンダーソンなどのインタビューも収録。

また300点以上の画像も掲載され、中にはここで初めて公開されたものもあります。