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シンディ・ローパー、ラヴィン・スプーンフル、ストーンズ特集を再放送 BS-TBS『SONG TO SOUL〜永遠の一曲〜』

2020/05/02 17:32掲載
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Cyndi Lauper / She's So Unusual
Cyndi Lauper / She's So Unusual
BS-TBS『SONG TO SOUL〜永遠の一曲〜』では、シンディ・ローパー(Cyndi Lauper)「Girls Just Want to Have Fun」特集と、ラヴィン・スプーンフル(The Lovin' Spoonful)「魔法を信じるかい?(原題:Do You Believe in Magic)」特集の再放送を発表。シンディ・ローパーは5月12日(火)、ラヴィン・スプーンフルは5月5日(火)の午後11時より放送。また5月19日(火)には、ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」特集の30分ヴァージョンが午後11時30分より再放送されます

■BS-TBS『SONG TO SOUL〜永遠の一曲〜』

●「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」シンディ・ローパー
5月12日(火)よる11:00〜

1983年にソロデビューを果たし、瞬く間にMTV時代のポップアイコンとなったシンディ・ローパー。
デビュー・アルバム『シーズ・ソー・アンユージュアル』が、アメリカだけで450万枚、全世界で800万枚という驚異的なセールを記録。
シングルとしてリリースされた4曲が連続全米トップ5に入る大ヒット。
しなやかで力強い歌声と個性が弾ける強烈なキャラクターは日本でも大いに人気を博した。
そんな彼女の登場を告げたデビュー・シングルが「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」。

実はこの曲は、当時フィラデルフィアで人気を集めていた男性アーティスト、ロバート・ハザードのオリジナル曲だった。
この曲をシンディがカヴァーして歌うまでには、スタッフたちも予期せぬ小さなドラマがあった。
レコーディングでは最も時間がかけられ、最終的には原曲と全く別のテーマ、全く別の味わいを持つ曲となった。
そして、今では女性たちの自由や自立を謳うアンセム(讃歌)としても歌い継がれている。
オリジナルから彼女のヴァージョンに至るまでには、いったいどのような試みや工夫があったのか…

番組では、アルバムのプロデューサーでこの曲をシンディに歌うよう提案したリック・チャートフ、そして、シンディとともに曲のアレンジを行なったロブ、ハイマン、エリック・バジリアンらを訪ね、この曲がどのように誕生したのかを探っていく。

【出演】
リック・チャートフ(プロデューサー)
ロブ・ハイマン(キーボード)
エリック・バジリアン(ベース)
ウィリアム・ウィットマン(プロデューサー/エンジニア)
シンディ・ローパー

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●「魔法を信じるかい?」ラヴィン・スプーンフル
5月5日(火)よる11:00〜

60年代後半、フォーク・ロック的な音楽性に、ラグタイム的な要素など昔懐かしい音色を併せ持ち、常にユニークなサウンドで人気を博したバンド、ラヴィン・スプーンフル。
NYグリニッチ・ヴィレッジで結成された彼らのファーストシングルとして1965年にリリースされたこの曲は、全米9位になる大ヒット。ジョン・セバスチャンの弾くオートハープの音色が、彼らの音楽性を印象づけた。
その後も「デイ・ドリーム」や「サマー・イン・ザ・シティ」など続けてヒット曲を出し60年代アメリカのミュージックシーンを語る上で欠かせないバンドとなった。

番組ではオリジナルメンバーでありこの曲の作者でもあるジョン・セバスチャンをはじめ、メンバーや当時の関係者がこの曲の誕生、そして当時の音楽シーンを振り返った。

【出演】
ジョン・セバスチャン(元メンバー)
ジョー・バトラー(メンバー)
スティーブ・ブーン(メンバー)
エリック・ジェイコブス(プロデューサー)
ヘンリー・ディルツ(ミュージシャン+フォトグラファー)

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●「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」ローリング・ストーンズ
5月19日(火)よる11:30〜

今回取り上げる一曲は、史上最強のロックバンド、ローリング・ストーンズの「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」。
シンプルで力強いこの曲は、ストーンズのテーマのごとく広くファンに親しまれている。
1967年。ストーンズのメンバーはドラッグの不法所持などで次々と逮捕された。また、ビートルズの「サージェント・ペパーズ」にインスパイアされ、彼らなりのサイケデリックを追求した「サタニック・マジェスティーズ」は、当時、多くのファンの賛同を得るには至らなかった。
そうした中、前年の迷走をふっきるかのように、新たなプロデューサーの下、心機一転し、レコーディングしたのが、この曲だった。この曲で彼らは、自らのルーツであるR&Bに回帰する。当初は、次のアルバム「ベガーズ・バンケット」に収める予定だったが、ジャケットのデザイン問題でアルバムのリリースが伸びたため、急遽シングルカットされた。
番組では、この曲のレコーディングを行ったロンドンのオリンピック・スタジオやリハーサルを行ったスタジオを訪ね、当時のレコーディング・エンジニアに話を聞く。ゲストは、ミュージシャンのシーナ&ロケッツの二人。

【出演】
シーナ&ロケッツ
ローリングクローンズ(トリビュートバンド)
ダニー(MOJO誌編集者)

番組ページ:
http://www.bs-tbs.co.jp/songtosoul/