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OOIOO 6年ぶりのアルバム『n i j i m u s i』から「Kawasemi Ah」公開

2019/10/24 14:13掲載
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OOIOO
OOIOO
BoredomsYoshimiOを中心にした音楽の演奏集団OOIOO。6年ぶりにリリースした最新アルバム『n i j i m u s i』の海外盤リリース日決定にあわせ、収録曲「翡翠アァ / Kawasemi Ah」がBandcampページで公開。

この作品は10月10日に日本先行発売。日本盤は7インチサイズスペシャル紙ジャケット仕様。リリース元はSHOCHY。海外盤は2020年1月17日発売。リリース元はThrill Jockey。



以下日本盤インフォメーションより

■OOIOO new album n i j i m u s i
2019/10/10 on sale

鳴ること自体に理由を持たず、
生まれたとたん空気に滲んで消えてゆく匂いのような音の去来。
無調の音節が持つ言語以前の言葉の意味。生命が持つ脈動の渦の不思議...。
新しい発見が、実は初めからそこにあっ たものの再確認であるように、
OOIOOが当たり前に音を鳴らした、人類未聴の音世界が完成しました。

OOIOOの6年ぶりとなる新作は、原点回帰の4人編成のバンドへと立ち返り、 これまでに彼女達が作り上げてきた独自の表現方法を全面的にフィーチャーした、 OOIOO以外何者でもない音楽となりました。
この音楽が、ボーカル、ギターX2、ベース、ドラムという実にオーソドックスな編成で織り成されているという事実に多くの人は驚かされることでしょう。
本作では、シンプルに「音が鳴るもの」として素直に正対した楽器の用い方を通し、 よりプリミティヴで原則的な音との関わり方が実践されています。
ドラムが空気をたっぷりと揺らす様子を顕微鏡のように捉えながら、 真空パックのように濃密な低音や自由な電子音が、 あたかも昔からそこに在ったかのように配置されている様は、 アンサンブルという音楽的枠組みを超え、 生命ある生物のように不可分な「こういう、ひとつのもの」として提示されています。
本作は音楽でありながら、手触りや匂い、雰囲気や気配を強く喚起する作品です。もしも音楽が聴覚と時間の芸術表現だとしたら、本作はもはや音楽から逸脱し始めているのかもしれません。
それでも今、この音を鳴らす。
それは動物の鳴き声のように固有の音を鳴らすOOIOOという生命体が、今ここに生きている証です。
同時代に生きるものだけが確認できる今のOOIOOを、一緒に体験してみてください。

-Track list-
1.虹虫 / Nijimusi
2.滲ム / Nijimu
3.Jibun
4.Tisou
5.Asozan5
6.Bulun
7.walk for "345" minutes, while saying “Ah Yeah!” with a “Mountain Book” in one hand, until a shower of light pours down
8. 翡翠アァ / Kawasemi Ah

Music by OOIOO
Lyrics by YoshimiO
Translated by Hashim Kotaro Bharoocha
Recorded & Mixed on Dec.2018~ Jun. 2019 at LMD, OSAKA, Japan
Engineed by kabamix
Mastered by Sarah Register, NYC
Art Work by OOIDO SYOUJOU
Designed by QOTAROO
photo by OOIDO SYOUJOU

・レーベル:SHOCHY (SHOCHY-00100)
・2500円 (税抜き)
・CD (7インチサイズスペシャル紙ジャケット仕様)

OOIOO are
YoshimiO
Mishina
kAyAn
AyA

YoshimiOを中心に、1995年より活動。聴こえたり聴こえなかったり、律動したりしなかったり、そして、なんにも音がしなかったり。好きな音が鳴って消えてゆくまでの瞬間と空気を拾い集めて繋いだ、OOIOOという音楽の演奏集団。2016年より加入した新ドラマーMISHINAを迎え、より自由なドラム・アプローチとサウンドを獲得したOOIOOは、細胞が抱える内宇宙のように、各々が振動し自己を鳴らしながら、1つの生命を成してゆく共鳴する集合体の姿。その姿は New Album " n i j i m u s i " 作りました。

■OOIOO 公式サイト
http://ooioo.jp/