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ザ・ランナウェイズの『The Runaways』『Queens of Noise』が再発

2019/07/02 16:01掲載(Last Update:2019/07/02 18:06)
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The Runaways / Queens of Noise
ザ・ランナウェイズ(The Runaways)のデビュー・アルバム『The Runaways』(1976年)がリマスター再発。海外で7月26日、日本で8月23日に発売。日本、海外ともに同日には2ndアルバム『Queens of Noise』(1977年)も再発されます。2タイトルとも海外ではCD、アナログレコードが発売されます。日本はCDのみ。リイシュー元は海外はMODERN HARMONIC、日本はMSI(ミュージック・シーン)。

CDはいずれもゲートフォールドのペーパー・スリーヴ・パッケージで、広げると約24cm x 24cmのサイズになるモノクロ・ミニ・ポスター(裏面は歌詞カード)付き
●ザ・ランナウェイズ『ザ・ランナウェイズ』
規格番号: MSIG 1315 価格: \\3,100(税抜) \\3,348(税込) バーコード: 4938167023388

アイドル並みのルックスと下着姿でのパフォーマンスで衝撃を与えたシェリー・カーリー(vo)、現在も女性ロッカーのアイコンとして名高いジョーン・ジェット(g)率いる伝説のガールズ・ロック・バンド(平均年齢16歳!)、ランナウェイズのデビュー・アルバム(1976年6月発売)がリマスターされ待望のリイシュー! 彼女たちの代表曲となった「チェリー・ボム」「ドライヴ・ミー・ワイルド」「デイ・オア・ナイト」「サンダー」「ラヴァーズ」「アメリカン・ナイツ」「ブラックメール」「シークレッツ」「デッド・エンド・ジャスティス」に加えヴェルヴェッド・アンダーグラウンド(ルー・リード)の「ロックン・ロール」のカヴァーを収録。プロデュースはロック界の怪人キム・フォーリー。ゲートフォールドのペーパー・スリーヴ・パッケージで、広げると約24cm x 24cmのサイズになるモノクロ・ミニ・ポスター(裏面は歌詞カード)付。解説: 大鷹俊一。

「このアルバムは、若い年齢の人、そして若い心を持つ人のためにある。若くあることが素敵だと知っている人、自分が知っている最高のやり方で若さを楽しんでいる人のためにある。私たちはそういう人のために曲作りをして、演奏して、歌って、アルバムを作り上げ、そのあいだメンバーみんなが本当に楽しんでいた。どうか私たちと同じくらい楽しみながら、このアルバムを聴いてほしい。ここに収められた曲を聴くと、若い人が、そしてずっと若いままでいる人が経験する楽しさが頭の中に蘇ってくるはず。とにかく、若い時期は人生最良の日々だと人は言う。まあ、私たちもそれはわかっているし、1分1秒を大切にしている。どうかこのアルバムを手に取って、思う存分、楽しんでほしい。ランナウェイズからあなたへ。」ジョーン・ジェット

1. チェリー・ボム
Cherry Bomb
2. ドライヴ・ミー・ワイルド
You Drive Me Wild
3. デイ・オア・ナイト
Is It Day Or Night?
4. サンダー
Thunder
5. ロックン・ロール
Rock And Roll
6. ラヴァーズ
Lovers
7. アメリカン・ナイツ
American Nights
8. ブラックメール
Blackmail
9. シークレッツ
Secrets
10. デッド・エンド・ジャスティス
Dead End Justice


●ザ・ランナウェイズ『クイーンズ・オブ・ノイズ』
規格番号: MSIG 1316 価格: \\3,100(税抜) \\3,348(税込) バーコード: 4938167023395

日本でアイドル的な人気となりデビューから僅か半年後に発表されたランナウェイズのセカンド・アルバム(1977年1月)。メロディックでありながらタフでアグレッシヴなハードなサウンドで、大人の理想とする少女像とは異なる思春期の少女のリアルな生活を歌った歌詞が同時代の若者に共感を与えた傑作。「クイーンズ・オブ・ノイズ」「テイク・イット・オア・リーヴ・イット」「ミッドナイト・ミュージック」「ボーン・トゥ・ビー・バッド」「ネオン・エンジェルズ」「プレイン・ウィズ・ファイアー」「カリフォルニア・パラダイス」「ハリウッド」「ハートビート」「ジョニー・ギター」を収録。ゲートフォールドのペーパー・スリーヴ・パッケージで、広げると約24cm x 24cmのサイズになるモノクロ・ミニ・ポスター(裏面は歌詞カード)付。解説: 大鷹俊一。

「ランナウェイズは、十代の女の子の素晴らしいところをすべて集めたようなバンド。つまり、夜遅くまで出歩くので学校に全然来ないようなタフな女の子たち。確かに、不良少女はいつだって不良少年と同じくらいいた。ランナウェイズは、放課後に袋だたきにあうのと同じくらいリアルな存在。曲の中で唄われるのは、非行に走った若者の破滅、セックス、不幸な育ち方、パーティなど。
 白人中流階級が住む郊外は、十代のトラブルメーカー、つまりランナウェイズが発生する運命にあった。このバンドのルーツになったのは、週末にたむろしてハリウッドに行くこと(学校に平日5日通ったあとではそれくらいしかやることがないから)やテレビやパーティ。このバンドは、十代の生活のもどかしい欲求不満、さらには、やることも行く場所もないという骨の髄まで麻痺しそうな倦怠感を聴く人に突きつける。
 ランナウェイズはただの「ガール・バンド」ではないし、ウーマン・リブ運動の一派でもない。ランナウェイズはロックン・ロール・バンド。ランナウェイズはロックン・ロール。このバンドは本物。」リサ・フランチャー(16歳)『BOMP』誌


1. クイーンズ・オブ・ノイズ
Queens Of Noise
2. テイク・イット・オア・リーヴ・イット
Take It Or Leave It
3. ミッドナイト・ミュージック
Midnight Music
4. ボーン・トゥ・ビー・バッド
Born To Be Bad
5. ネオン・エンジェルズ
Neon Angels On The Road To Ruin
6. プレイン・ウィズ・ファイアー
I Love Playin’ With Fire
7. カリフォルニア・パラダイス
California Paradise
8. ハリウッド
Hollywood
9. ハートビート
Heartbeat
10. ジョニー・ギター
Johnny Guitar