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R&Bシンガーソングライター ジェームス・イングラムが死去

2019/01/30 07:06掲載
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James Ingram
James Ingram
1980年代〜1990年代のR&Bスターのひとり、米国のシンガーソングライター/プロデューサー、ジェームス・イングラム(James Ingram)が死去。長年の友人であるデビー・アレンが自身のツイッターで明らかにしています。サイトTMZによると、イングラムは脳腫瘍を患っていました。66歳でした。

ジェームス・イングラムは米オハイオ生まれ。1970年代からロサンゼルスで活動を始め、Revelation Funk、The Coasters、Shalamarといったバンドに属し、レイ・チャールズのバンドのキーボードも務めます。

その後、ロサンゼルスでセッション・ヴォーカリストとして活動し、クインシー・ジョーンズに見出され、「クインシーの秘蔵っ子」として1983年にソロ歌手デビュー。アルバムにはレイ・チャールズやマイケル・マクドナルドらがゲスト参加しています。

1985年にはUSAフォー・アフリカの「We Are The World」にも参加。また数々の映画主題歌でも知られ、1986年には映画『アメリカ物語』主題歌としてリンダ・ロンシュタットとデュエットした「Somewhere Out There」を発表し、全米2位を記録しています。

デュエット曲は、1984年にマイケル・マクドナルドとデュエットした「Yah Mo B There」はグラミー賞を受賞。パティ・オースティンとは「Baby, Come to Me」ほかのデュエット曲をヒットさせています。

また、マイケル・ジャクソンの「P.Y.T. (Pretty Young Thing)」をクインシー・ジョーンズと共作するなどソングライターとしても活躍していました