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マッドハニーの新アルバム『Digital Garbage』がSpotifyで全曲リスニング可

2018/09/28 01:33掲載
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Mudhoney / Digital Garbage
Mudhoney / Digital Garbage
マッドハニー(Mudhoney)、5年ぶりの新アルバム『Digital Garbage』がSpotifyで配信開始。全曲リスニング可



アルバムは海外、日本で9月28日に発売。日本盤ボーナス・トラック収録予定。リリース元は海外はSub Pop、日本はビッグ・ナッシング / ウルトラ・ヴァイヴ。

スタジオ・アルバムのリリースは2013年の『Vanishing Point』以来。通算10作目。新作はシアトルのLitho studioで長年のミキサー&エンジニアのJohnny Sangsterと共にレコーディングされています。

以下は以前に公開された音源・映像

「Kill Yourself Live」のミュージックビデオ


「Paranoid Core」


以下、日本盤リリース決定時のインフォメーションより

「僕のユーモアの感覚はダークなんだ。そして今はダークな時だよね」とMark Armは語る。
『Digital Garbage』は「Nerve Attack」で幕を開ける。こ曲は、現代の生活に対しての不安と増大する戦争への脅威に対しての合図のように聴こえる。また、アルバムのタイトルは「Kill Yourself Live」のアウトロから採られている。

「人々は実際に似たような妥当性の確認をしているように思うんだ。例えばFacebook Liveがある。ここで人々は拷問や殺人をストリーミングしているよね。Philando Castile(警官に撃たれた黒人男性の様子を恋人がで中継した事件)の場合は警察による殺人だ。この曲を書いている時、『オンラインに何かを一度でもアップロードしたら、どうやってそれを取り去る事ができるか』ということを考えていたんだ。誰もそれを掘り起こさなくても、またどこからか浮かび上がってくるんだよね。それは永遠にネット上に存在するんだ」
とMark Armは語る。
同じように、アルバムには最近の事件にインスパイアされた曲がいくつかある。「Please Mr. Gunman」でMark Armは「そうだよ、俺たちは教会で死ぬんだ!」と叫んでいるが、この曲は2017年の教会での発砲事件に関するTVニュースでの愚か者の反応に触発されている。また「Next Mass Extinction」のオープニングの不吉なリフレインは、昨年の夏のシャーロッツビルでのデモを思い起こさせる。
Mudhoneyのコアなサウンドは『Digital Garbage』でも健在だ。レコーディングはバンドの長年のコラボレーターで、『Digital Garbage』ではピアノも演奏するJohnny Sangsterと共にシアトルのスタジオ、Lithoでおこなわれた。「21st Century Pharisees」ではGuy Maddisonの狂ったシンセを聴くこともでき、アルバムは「Oh Yeah」でクローズする。
「僕は物事を多少なりとも普遍的なものにしようとしてるんだ。だから、このアルバムのサウンドは今風には聴こえない。一方、(普遍的と言っても)ここに収録された曲は将来、消え去ってしまうことを望むよ。『おい、このアルバムの歌詞は今でも健在だよな』、なんて将来言いたい人はいないからね」とMark Armは笑う。
●『Digital Garbage』

01. Nerve Attack
02. Paranoid Core
03. Please Mr. Gunman
04. Kill Yourself Live
05. Night and Fog
06. 21st Century Pharisees
07. Hey Neanderfuck
08. Prosperity Gospel
09. Messiah’s Lament
10. Next Mass Extinction
11. Oh Yeah