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ミック・ジャガー&カーリー・サイモン 幻のデュエット曲が録音から46年を経て発掘

2018/08/23 05:23掲載
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Carly Simon and Mick Jagger - Photo by Ed Caraeff/Getty Images; Michael Putland/Getty Images
Carly Simon and Mick Jagger - Photo by Ed Caraeff/Getty Images; Michael Putland/Getty Images
ミック・ジャガー(Mick Jagger)カーリー・サイモン(Carly Simon)の長い間失われていたと思われていた幻のデュエット曲が、録音から46年を経て発掘されています。AP通信によれば、これまで一般には公開されていない「Fragile」と呼ばれるこの曲は1972年に録音されたようで、ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)のコレクターであるロンドンの起業家マット・リーが所有するテープの中から最近発掘されています。

2人のコラボレーションは、カーリー・サイモンが1972年に発表した「You're So Vain(邦題:うつろな愛)」にミック・ジャガーがバッキングヴォーカルとしてゲスト参加しています。

今回発掘された「Fragile」は、「You're So Vain」と同じ年に録音。ストーンズのファン・サイトなどによれば、「Fragile」は2人が一緒にピアノに座って歌っている、ゆっくりとしたラヴ・バラードとのこと。

カーリー・サイモンは2年前に行われた米ローリングストーン誌のインタビューの中で、このデュエット曲について語っており、レコーディング・テープは何十年もの間、失われていると語っていました。

これまで「Fragile」の一部は、ミック・ジャガーがストーンズの未発表ドキュメンタリー『コックサッカー・ブルース(Cocksucker Blues)』の内で、「Fragile」の歌詞の一部である“It’s funny, funny, funny”を繰り返して歌っているのが聴けたのみと言われています。

今回発掘したマット・リーは、テープをどこから入手したのかについては述べていません。彼はカーリー・サイモンにそれを提供することを約束し、また米ローリングストーン誌にデジタルコピーを送ったと発表しています。