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ザ・フーのロジャー・ダルトリーが英TV番組『The One Show』でパフォーマンスを披露

2018/06/01 05:48掲載
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Roger Daltrey / As Long As I Have You
Roger Daltrey / As Long As I Have You
ザ・フー(The Who)ロジャー・ダルトリー(Roger Daltrey)が英BBCのTV番組『The One Show』に出演しパフォーマンスを披露。曲は新ソロ・アルバム『As Long As I Have You』から、スティーヴン・スティルス(Stephen Stills)のカヴァー「How Far」。映像あり



アルバムはSpotifyで全曲リスニング可



アルバムは海外、日本で6月1日発売。日本盤ボーナス・トラック1曲収録。リリース元はPolydor/ユニバーサルミュージック。

ウィルコ・ジョンソン(Wilko Johnson)とのコラボレーション・アルバム『Going Back Home』(2014年)はありましたが、ソロ名義のスタジオ・アルバムのリリースは1992年の『Rocks in the Head』以来、26年ぶり。新作は、『Going Back Home』のプロデュースも担当し、またマニック・ストリート・プリーチャーズのプロデューサーとしても知られるデイヴ・エリンガがプロデュースを手がけています。

新作には、ザ・フーのピート・タウンゼント(Pete Townshend)が7曲にギター演奏で参加。またミック・タルボット(key/Dexys, The Style Council)やSean Genockey(g/Suede, Shame and The Proclaimers)もレコーディングに参加しています。

ロジャー・ダルトリーによるオリジナル曲「Certified Rose」「Always Heading Home」のほか、ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズ(Nick Cave and the Bad Seeds)「Into My Arms」、スティーヴィー・ワンダー「(Stevie Wonder)You Haven't Done Nothing」、スティーヴン・スティルス(Stephen Stills)「How Far」、 ガーネット・ミムズ「As Long As I Have You」といったカヴァー曲も収録されます。

ロジャーはこのアルバムについて、“これは他ならぬ原点への回帰だ。ピートが僕たちの曲を書き始める前の時代、10代の僕たちがバンドを組んで、教会のホールでわずかな観客を前にソウル・ミュージックをやっていた時代への”と語っています。

以下は以前に公開された音源

「Where Is A Man To Go?」


「Into My Arms」


「Get On Out Of The Rain」


「How Far」


「As Long As I Have You」


以下、リリース決定時のプレスリリース(日本語訳/訳:ユニバーサルミュージックジャパン)

伝説のバンド、ザ・フーのフロントマンにして“ロック・ヴォーカリストの中のロック・ヴォーカリスト”であるロジャー・ダルトリーが、新しいスタジオ・アルバム『アズ・ロング・アズ・アイ・ハヴ・ユー』を携え6月1日に戻ってくる。ポリドール・レコードは、この発表ができることを喜ばしく思っている。

ダルトリーはこれまで1億を超えるレコードを売り上げ、アルバムはアメリカで9枚、イギリスで10枚がTOP 10入りし、シングルはイギリスで14曲がTOP 10入りしている。50年を超えるキャリアの中で、2,000を優に超えるステージをこなしてきた。これまで立った舞台を挙げれば、ウッドストック、モンタレー・ポップ、グラストンベリー(2回)、ハイド・パーク(4回)、ワイト島(3回)、デザート・トリップ、シェイ・スタジアム、スーパーボウルのハーフタイムショー、ライヴ・エイドなどがあるが、これでもほんの一部にすぎない。

ロジャーは世界中で何千万ポンドにものぼるチャリティの資金を集め、若年の癌患者を支援するティーンエイジ・キャンサー・トラストに関する活動によって、コマンダーの大英帝国勲章(CBE)を授与された。さらにロックの殿堂およびUK音楽の殿堂に名を連ね、ブリット・アワードとグラミー賞の両方において功労賞を受賞した。

『アズ・ロング・アズ・アイ・ハヴ・ユー』のプロデュースは、デイヴ・エリンガが担当した。彼は、マニック・ストリート・プリーチャーズとの活動や、2014年のロジャーとウィルコ・ジョンソンによるアルバム『ゴーイング・バック・ホーム』での仕事ぶりが名高い。『アズ・ロング・アズ・アイ・ハヴ・ユー』収録曲のうち7曲にはピート・タウンゼントの比類なきギターが加わり、さらにキーボードのミック・タルボット(デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ、スタイル・カウンシル)とリード・ギターのショーン・ジェノッキー(スウェード、シェイム、ザ・プロクレイマーズの作品に参加)がゲスト参加している。

『アズ・ロング・アズ・アイ・ハヴ・ユー』の制作は、TOP 5 入りとゴールド・ディスク(10万枚)を達成した『ゴーイング・バック・ホーム』のリリース後、間を空けずに開始され、ザ・フーによる空前の50周年記念ツアー『The Who Hits 50』の合間にも続けられた。

アルバムの収録曲はさまざまで、自ら書き上げた「Certified Rose」のような曲や、ソウルフルなバラード「Always Heading Home」に加え、長年ダルトリーに影響を与えてきた数々の楽曲、例えばニック・ケイヴの「Into My Arms」、スティーヴィー・ワンダーの「You Haven’t Done Nothing」、スティヴン・スティルスの「How Far」が収められている。そして、アルバム・タイトルとなっている楽曲は、もともとガーネット・ミムズが1964年にレコーディングしたものだ。1964年は、ダルトリー、タウンゼント、エントウィッスル、ムーンが自分たちの名称をザ・ハイ・ナンバーズから、ザ・フーに変えた年だった。

ロジャー・ダルトリーは『アズ・ロング・アズ・アイ・ハヴ・ユー』について語る。“これは他ならぬ原点への回帰だ。ピート(・タウンゼント)が僕たちの曲を書き始める前の時代、10代の僕たちがバンドを組んで、教会のホールでわずかな観客を前にソウル・ミュージックをやっていた時代への。ソウル・バンド、それがかつての僕たちだった。そして今、僕は、それを歌うために必要なあらゆる経験を積んだ上で、ソウルを歌うことができる。人生によって、魂(ソウル)が加わる。いつだって心を込めて歌ってきたが、19歳といえばまだ人生経験がなく、感情を揺さぶる試練やトラウマは味わっていない。そういうのは、今の僕の年齢になるまでに経験することだ。人生で受けた傷を心に抱えているからこそ、歌うとき、声にその感情が伝わる。失われた愛の痛みを感じられる。感じること、そして歌うこと、それがソウルだ。長い間、僕はこういう曲の持つ素朴さに回帰したいと思っていた。自分の声を皆に届けたかった。皆が一度も聴いたことのない声を。それには今がちょうどいいタイミングだという気がしたんだ。これが現在の自分の立ち位置だ。当時を振り返って、これまでの年月を見渡しながらも、今ここでソウルフルな瞬間を生きている」

ロジャーは、ティーンエイジ・キャンサー・トラスト支援のため、3月22日にロイヤル・アルバート・ホールでヘッドライン公演を行う。
●『As Long As I Have You』

1 As Long As I Have You
2 How Far
3 Where Is A Man To Go
4 Get On Out The Rain
5 I've Got Your Love
6 Into My Arms
7 You Haven't Done Nothing
8 Out Of Sight, Out Of Mind
9 Certified Rose
10 The Love You Save
11 Always Heading Home

■ザ・フー ショップサイト内 ロジャー・ダルトリー ページ
https://store.thewho.com/*/Roger-Daltrey/