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ボン・イヴェールでも活躍するS. Carey 新曲「More I See」を公開

2018/01/18 05:45掲載
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S. Carey / Hundred Acres
S. Carey / Hundred Acres
ボン・イヴェール(Bon Iver)での活躍でも知られるS. Careyことショーン・キャリー(Sean Carey)。新曲「More I See」を公開。試聴可。この曲は新ソロ・アルバム『Hundred Acres』に収録



アルバムは海外で2018年2月23日、日本で3月14日に発売。リリース元は海外はJagjaguwar、日本は Hostess。

作品リリースは2015年のEP『Supermoon』以来、アルバム・リリースは2014年の『Range of Light』以来。

以下は以前に公開された音源・映像

「Fool's Gold」のオフィシャル・パフォーマンス映像


「Fool's Gold」


以下、日本盤インフォメーションより

エス・キャリーの最新作『ハンドレッド・エーカーズ』は自身がプロデュースし、エンジニアと共同プロデュースにザック・ハンソンとクリス・メッシーナを迎え制作が行われた。レコーディングは主にウィスコンシンのフォール・クリークにあるエイプリル・ベースで行われ、3曲のバック・ヴォーカルにゴーディが参加、スフィアン・スティーヴンスのケイシー・フベアも楽曲制作に名を連ねている。まだストリングスのアレンジはボン・イヴェールやスフィアン・スティーヴンスのロブ・ムースが手がけ、アート・ディレクションと撮影はキャメロン・ウィッティヒが行った。

2014年にリリースされ、The New York Times、Pitchfork、T: The New York Times Style Magazine、Relix、Under The Radarをはじめ、数々の有名媒体で高く評価された『レンジ・オブ・ライト』に続く待望のサード・アルバム『ハンドレッド・エイカーズ』は間違いなく、キャリーのキャリアの中で最も強く成熟した楽曲で構成された、地に足がついた自信作と呼べるだろう。その根本は、人生において本当に必要なものがなにかを訴える詩的な論文としてのアルバム、持ちこたえる力を重んじる、驚くほどに実利的なアート・プロジェクトといえる。キャリーは自身とリスナーに、よりシンプルな暮らしへの回帰における、実現不可能に近い理想に近づくために、周囲の人々を愛し、個々の傷を癒すことを課題として提示している。

エス・キャリーは『ハンドレッド・エーカーズ』において、ギター、シンセ、ペダル・スティール、ストリングス、ドラム、パーカッションをメインに小規模で集中した楽器の構成を組んでおり、彼の柔らかなヴォーカルがその中心に据えられ、これまでになくはっきりと前面に打ち出されている。結果として、そのプロダクションは、アルバムに横たわるメッセージである"シンプルさの中にある美"を繰り返し強調するものとなった。彼の過去作におけるスティーヴ・ライヒを思わせる反復に替わり、よりトラディショナルな曲構造を多く用いたものの、その新たなバランスはある種のユニークさを留めている。詩的でありながらも明敏な楽曲のコレクションは、自身を明るく照らしつつ、互いにきつく結びつき、強力なアルバムを紡ぐこととなった。
●『Hundred Acres』

01 Rose Petals
02 Hideout
03 Yellowstone
04 True North
05 Emery
06 Hundred Acres
07 More I See
08 Fool’s Gold
09 Have You Stopped To Notice
10 Meadow Song