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大友克洋のデビューから現在までを網羅した初の総合原画展<大友克洋GENGA展>が開催

2012/01/26 17:59掲載
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大友克洋GENGA展
大友克洋GENGA展
大友克洋のデビューから現在までを網羅した初の総合原画展<大友克洋GENGA展>が、東京・秋葉原の一角にあるアートセンター「3331 Arts Chiyoda」(旧練成中学校)にて4月9日(月)から5月30日(水)まで開催されます。

今回の原画展は二つの大きな流れが重なることによって実現したもの。以下、公式サイトからの引用。

ひとつは本年1月に大友克洋の20年ぶりの画集『KABA2』が発売となることを節目とし、その巨大な足跡をまとめてみようという機運が高まったことだ。大友克洋の歩みは一人の作家の個人史であると同時に “漫画”という表現の可能性を拡張してきた歴史でもある。そこには“漫画”というひとつの表現が発信源となって映像や立体物にまで展開し、音楽、工業デザイン、建築、ファッションなど、あらゆる業界へ影響を与えてきた文化的な波及力がある。そのような、他の表現とは代えがたい“漫画の力”を今一度再認識し、秋葉原という場所から世界に向けて発信したいと考えた。

もうひとつは、昨年の3月11日に起こった東日本大震災に対し、大友克洋がさまざまなチャリティー企画に参加しながらも、自らが主体となって漫画家に何ができるのかを考えた結果としてたどり着いた震災チャリティー企画展としての流れである。これは、大友克洋自身が被災地のひとつである宮城県出身者だということとも無関係ではない。今回の展示会の来場者収益の30%は被災地復興の一助として寄付される。


原画展では『AKIRA』の原稿を筆頭に、『童夢』『気分はもう戦争』『さよならにっぽん』等の代表作から、画集『KABA』『KABA2』に収録された最新カラー原画までを一挙公開。印刷物とは別次元の迫力を持った“原画の力”と、漫画ならではの“圧倒的なボリューム”によって、一人の作家が持つ“巨大な想像力”が世界を変えてきた力を本原画展で体感してみては?

●<大友克洋GENGA展> 公式サイト
http://www.otomo-gengaten.jp/
<大友克洋GENGA展>

[会場] 3331 Arts Chiyoda  
[期間] 2012年4月9日(月)〜5月30日(水)

[開館時間]
平日:11:30〜20:00
土日祝:10:30〜20:00(平日、土日祝ともに完全予約制)

[休館日]
第3火曜日(4/17、5/15)

[入場料]
大人1,500円
学生(高校生、大学生、専門学校生)800円
中学生500円
小学生以下は保護者同伴で入場無料。
※宮城県出身である大友克洋の意向により、東日本大震災復興のために入場料の一部を寄付する。

[原画展のチケット予約・購入に関して]
すべてのチケットはローソンチケットで発売されます。
4月分は3月3日より発売、5月分は4月14日からの発売になります。
予約・購入には大友克洋GENGA展とわかるようにLコードが必要です。
大友克洋GENGA展の予約・購入番号は下記のようになっております。
【Lコード】
4月入場分 39994
5月入場分 39995

[購入・予約方法]
お客様が使われる各メディアによって違います。
詳しい購入方法はローソンチケットサイト、もしくは下記の購入方法をごらんください。
(1)Loppiで購入
http://l-tike.com/guide/loppi.html(※PC・携帯共通)
(2)PCで予約
http://l-tike.com/guide/pc.html(※PC)
(3)モバイルで予約
http://l-tike.com/(※携帯共通)
(4)電話で予約
http://l-tike.com/guide/tel.html(※PC・携帯共通)

[主催]
大友克洋GENGA展実行委員会

メインビジュアルコラージュ 河村康輔
(c) MASHROOM 2012 (c) Kosuke Kawamura 2012