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フレディ・マーキュリーの伝記映画『Bohemian Rhapsody』から監督のブライアン・シンガーが解雇

2017/12/05 13:07掲載
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Bohemian Rhapsody - Freddie Mercury(Rami Malek)
Bohemian Rhapsody - Freddie Mercury(Rami Malek)
クイーン(Queen)フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)の伝記映画『Bohemian Rhapsody』から監督のブライアン・シンガーが解雇されています。ハリウッド・リポーター誌が報じ、また20世紀フォックスもブライアン・シンガーが「もう監督ではない」ことを認めています。

同映画は先週末からブライアン・シンガーが「予期せぬことで参加できないため」撮影がストップしていたことが伝えられていました。ハリウッド・リポーター誌は、ブライアン・シンガーは撮影現場から度々姿を消しており、フレディ・マーキュリー役のラミ・マレックとも激しく対立していたと伝えています。主要な撮影はまだ2週間分残っており、新しい監督は数日以内に決定される見込みと報じられています。

ブライアン・シンガーは、ハリウッド・リポーター誌で報じられたあと、同誌の取材に応じており、解雇された理由について、自身の親が大病を患っているためであると説明。「私自身はこのプロジェクトを完成させたかったが、自分と家族の健康を一時的に第一にする必要があった。だが、20世紀フォックスからそうすることを許されなかった」「これは私の決断ではなく、私がコントロールできないものでした」と述べています。またラミ・マレックと激しく対立していたとの報道については事実ではないと反論。「クリエイティブな違いを持っていたが、感謝祭の直前まで一緒に映画を作っていた」と述べています。

映画『Bohemian Rhapsody』は2018年12月25日に米国で公開される予定です。