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ストーン・テンプル・パイロッツ 新ヴォーカリストをフィーチャーしたパフォーマンス音源4曲を公開

2017/11/22 13:04掲載(Last Update:2017/11/22 17:09)
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Stone Temple Pilots
Stone Temple Pilots
ストーン・テンプル・パイロッツ(Stone Temple Pilots)が新ヴォーカリスト、ジェフ・グート(Jeff Gutt)をフィーチャーしたパフォーマンス音源を公開。曲は「Still Remains」「Piece of Pie」「Down」「Coma」の計4曲









以下はジェフ・グートのお披露目公演(11月14日 米カリフォルニア州ウェストハリウッドのTroubadour)で披露された新曲「Meadow」と「Still Remains」のライヴ映像





ジェフ・グートは、デトロイトの音楽シーンで活動してきたベテラン・シンガーで、オーディション番組『The X Factor』の米国版第3シーズンで準優勝しています。ストーン・テンプル・パイロッツは2016年より新ヴォーカリストを探しており、ジェフは2016年秋より候補のひとりとして噂されていました。バンドは現在、米カリフォルニアのレドンドビーチにて新作を制作しています。新アルバムは来年春発売予定。

以下は以前に公開された音源

「Meadow」


以下、ジェフ・グート加入についてのプレスリリースより

「俺達は、初期の自分達の曲をしっかり歌ってくれるだけではなく、これから続く俺達の未来において、今までとは異なる道を切り拓いてくれるような人を見つけたかった。確かに時間はかかったけど、遂に俺達にぴったりな男を見つけたのさ」と、ディーン・ディレオは語っている。

2016年に開催したオーディションには約15,000人の応募があり、3人はその中から30人以上のシンガーを選び、ロサンゼルスにあるStudio 606にて一人づつオーディションを行なっているのだが、ジェフ・グートはまさにオーディションの最終日に現れた一人だった。皮肉にも、オーディション用に音源を応募してこなかった唯一の候補者が、彼だったのだ。デトロイトにてハリウッド・アンデッドとのショウを行なった際、ロバート・ディレオがジェフ・グートの噂を聞き、彼をオーディションに招いたのだと言う。

「まさに幸運なるアクシデントってやつだね。ヴォーカリストとして挑戦しがいのある<ピース・オブ・パイ>や<インターステイト・ラヴ・ソング>といった曲を見事に歌いこなす幅広さを持っていることは明らかだった。でもすぐ後に、彼はメロディに対する素晴らしい感覚の持ち主でもあり、曲の書き方も良く知っている男だっていうことを発見したのさ」と、エリック・クレッツは言う。

2016年9月、ジェフを含む新生ストーン・テンプル・パイロッツは共に作業をスタートさせ、そこから数ヶ月をかけてアイディアをまとめ、曲として完成させていったという。エリックはこう語っている:「最初の段階から、ある種の化学反応が存在していた。ジェフは次から次と素晴らしいメロディのアイディアを持ち込んでくれたんだ。最終的に14曲の新曲が出来たんだけど、アルバムのために仕上げた曲としては、ストーン・テンプル・パイロッツの歴史において最も多い曲数になったよ」。

ジェフ・グートは、バンドのオリジナル・シンガーであり2015年12月に惜しくもこの世を去ってしまったスコット・ウェイランドと比べられる事は避けられない事実として考えているという。ジェフはこうコメントしている:「スコットの代わりを務めることができる人なんて誰もいないよ。俺もそうするつもりはない。彼は真の伝説だからね。でも、彼と共に発表してきた曲はこれからも演奏されつづけるべきだし、みんなもその曲を聴きたいはずさ。このバンドのこれからの未来に俺を選んでくれたことは、すごく光栄に感じているよ」。