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『手塚治虫エッセイ集成』の続刊『ルーツと音楽』『ぼくの旅行記』の2冊が12月発売

2017/11/21 17:13掲載(Last Update:2017/11/23 07:24)
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手塚治虫エッセイ集成 ルーツと音楽 (立東舎文庫)
手塚治虫エッセイ集成 ルーツと音楽 (立東舎文庫)
手塚治虫の厳選エッセイ集シリーズ『手塚治虫エッセイ集成』の続刊『ルーツと音楽』『ぼくの旅行記』の2冊がリットーミュージックの立東舎より12月20日に発売。

『ルーツと音楽』は、膨大なテキスト群の中から、自作に影響を与えた本や音楽など、手塚治虫のルーツとなる物事について書いたエッセイ、単行本未収録作品も含めて厳選して収録。さらに挿絵/カットなどの貴重な素材も多数掲載と、目でも楽しめる1冊です。

『ぼくの旅行記』は、手塚自身が世界各地を見て回った「旅」に関するエッセイで編んだ“旅日記”集。「七色いんこの国際漫画祭ルポ」などエッセイコミックも収録した、充実の内容です。
※以下インフォメーションより

●『手塚治虫エッセイ集成 ルーツと音楽』

手塚治虫がこよなく愛した本と音楽
自らのルーツを綴ったエッセイ集

手塚治虫が残した膨大なエッセイの中から、自作に影響を与えた本や音楽について綴った文章を厳選して収録。
幼少時の読書体験から、自身の読書術や忘れられない思い出の本、絵本、海外SFなど、ジャンルを横断した読書遍歴、さらには、オペラ、クラシック鑑賞を振り出しに、バッハ、チャイコフスキー、ブラームスなど作曲家への思いや愛聴盤など、その膨大な知識に圧倒されること必至。手塚漫画の多様性を裏付ける逸話が満載のエッセイ集。

【本の内容】
私の読書遍歴
忘れられない本
岩波新書 私のすすめる3冊
初めて出会った本「赤ノッポ青ノッポ」
私と絵本
マンガ家の選んだ良書十冊
私の選んだ海外SFベスト10
「銀河鉄道の夜」を読む
私の読書術、ブラームスからアトムマーチへ
グローバルな音色の調律師 冨田勲
モーツアルト 哀愁のバッカス
「フィガロの結婚」と私
はじめてのLP
ブラームスと私
二つのバッハ
ぼくとチャイコフスキー

ほか

●『手塚治虫エッセイ集成 ぼくの旅行記』


ニューヨーク、パリから、イースター島まで
漫画の神様による旅の記録

ニューヨーク、パリからアンデス、イースター島まで。
多忙な中、都市をふりだしに、辺境の地まで足を伸ばした漫画の神様・手塚治虫の“旅の記録”。

愉しいカットと絶妙の語り口で綴ったエッセイに加えて、ルポルタージュ・コミック「七色いんこの国際漫画際ルポ」を収録。さらに巻末には、自作キャラクターの誕生秘話を綴った「手塚漫画の主人公たち」、「らくがき事典」を併載した、手塚漫画の創作の秘密に迫る、立東舎文庫オリジナル編集のエッセイ集。

【本の内容】
これからの旅行界
旅で決まる運・不運
アトムといっしょにヨーロッパ旅行
ニューヨーク博見てある記
漫画集団の旅行
酒中日記 阿呆失格
イースター島は世界のヘソだ
アンデスの不可思議
アマゾンの日系一世たち
旅と酒
スペースシャトルの思い出

ほか