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いにしえの日本を舞台にしたストップモーション・アニメ映画『KUBO』 メイキング映像が公開

2017/11/14 14:19掲載
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密
KUBO/クボ 二本の弦の秘密
いにしえの日本を舞台にした、米スタジオライカによるストップモーション・アニメーション映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密(原題:Kubo And The Two Strings)』。メイキング映像が公開。映像に使われている曲は、映画のテーマ曲であるレジーナ・スペクターによるビートルズのカヴァー「While My Guitar Gently Weeps」

以下、インフォメーションより

本編103分の本作を制作するのに費やされた期間は約94週。少しずつ人形やセットを動かしながら撮影を進め、なんと1週間で制作される尺の平均は3.31秒ほど…そんな制作現場より、人形たちがどのように撮影されていたのか、精巧なセットの数々が作られる過程や3Dカラープリンターで人形が作られる様子など、スタジオライカのアニメーション制作技術に驚愕するメイキング映像をたっぷり公開!

キャラクターたちの風になびく衣装や、滑らかに動く髪に指、表情の細やかさが見所である本作。メインキャラクターであるクボの表情はそれぞれのパーツをはめ変えることで4,800万通りが可能、サルの顔の周りの毛は一本一本を接着剤でつけることで調整しています。また、劇中でクボたちが戦う巨大骸骨は、ストップモーションアニメで作られた人形の中では最大の全長約4.9メートル。本作で初めて“ヘキサポッド”という装置を使用し、この巨大骸骨の動きを操作することに挑戦しました。

世界最高峰のクリエイターたちによる、想像を絶する努力と驚愕のアイディア、作品への深い愛情、こだわりが詰まった本作。その制作過程を余すところなく公開したメイキング映像は必見です




スタジオライカは、『ティム・バートンのコープスブライド』の制作に携わり、『コララインとボタンの魔女』でゴールデングローブ賞アニメ映画賞にノミネートされた、ストップモーション技術最高峰のアニメーション制作会社。

『Kubo And The Two Strings』は、いにしえの日本を舞台に、三味線の音色で折り紙に命を与え、意のままに操るという不思議な力を持つ少年・クボが、面倒見の良いサルや弓の名手であるクワガタの助けを得て、両親の敵を討つため旅に出る物語。

情感あふれる日本の風景や風習を、息を飲む美しさで描いた本作は、本年度アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞のノミネートを始め、〝アニメ映画界のアカデミー賞″と称されるアニー賞にノミネートされるなど、全世界の映画賞を総なめした話題作です。

監督には、黒澤明や宮崎駿を敬愛する大の日本マニアで、次回作に『トランスフォーマー』シリーズ最新作も控えたトラヴィス・ナイト。

ボイスキャストを務めるのは、シャーリーズ・セロン、マシュー・マコノヒー、レイフ・ファインズ、ルーニー・マーラほか。

『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』は11月18日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー。また10月25日から開催される第30回東京国際映画祭にて特別招待作品として上映されます。

以下は以前に公開された映像