細野晴臣の新刊著書『映画を聴きましょう』が11月7日発売。本書は、映画雑誌『キネマ旬報』にて映画や映画音楽について綴ってきた連載エッセイを書籍化したもの。また、特別企画として中沢新一との映画対談を収録するほか、堀道広による描きおろしイラストで記憶に残る映画のワンシーンを再現しています。
連載内容は、映画雑誌『キネマ旬報』にて音楽家、細野晴臣がこれまで観てきた映画、そして印象に強く残った映画音楽について綴っている連載エッセイ。テレビ西部劇『ララミー牧場』に出演していたホーギー・カーマイケルの名曲「香港ブルース」や、フェデリコ・フェリーニ監督作品を数多く手がけたニーノ・ロータ作曲「カビリアの夜」など細野自身も演奏する映画音楽から、最近ますます個人的興味が近づいてきたというウディ・アレンの監督最新作『カフェ・ソサエティ』まで、子どもの頃から続く映画体験の記憶を辿る。