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ユネスコ「世界の記憶」のために、DNAにディープ・パープル「Smoke on the Water」とマイルス・デイヴィス「Tutu」を保存

2017/10/02 03:17掲載
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Deep Purple
Deep Purple
人間などの遺伝情報が書き込まれたDNAをデジタルデータの記録媒体に使う技術を研究するマイクロソフトと生物学の新興企業Twist Bioscienceが、DNAにディープ・パープル(Deep Purple)「Smoke on the Water」とマイルス・デイヴィス(Miles Davis)「Tutu」のパフォーマンス音源を保存したとサイトTech 2が報道。保存された音源は<Montreux Jazz Festival>のアーカイブから選ばれたもので、歴史的な記録を保存・継承するユネスコの「世界の記憶(Memory of the World)」のアーカイブのためにDNAに保存されたと伝えています。DNAを長期保存の記録媒体として使用したのはこれが初めてとのこと。

海外メディアなどによれば、1グラムのDNAに10億テラバイト(1ゼタバイト)近くのデータを保存できると言われています。マイクロソフトはDNAをクラウドストレージに活用する計画を練っているようです。