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米ローリング・ストーン誌 身売りを検討

2017/09/18 22:02掲載
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Rolling Stone
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米ローリング・ストーン誌が身売りを検討していると米ニューヨークタイムズ紙が報道。同紙の報道によれば、ローリング・ストーン誌を創刊したジャン・ウェナーと、ウェナー・メディア社の社長でもある息子のガス・ウェナーが保有する株式を手放す考えを明らかにしています。インタビューの中で「我々は単独では達成できないレベルの野望がある。私たちは積極的に取り組んでおり、先手を打つことにした。出版業界は昔とはまったく異なるものになった」とも述べており、“ローリング・ストーン”ブランドの将来のために戦略的オプションを模索していると説明しています。

ローリング・ストーン誌は昨年、株式の49%をシンガポール系新興企業ブランドラブ・テクノロジーズ(BandLab Technologies)に売却していました。同社がローリング・ストーン誌の株式を買い増すかは不明です。

ジャン・ウェナーとガス・ウェナーは「ローリング・ストーン誌の使命を理解してくれるバイヤーを探したい」と述べています。また売却後もローリング・ストーン誌にとどまることを望んでいるともコメントしていますが、その決定は新しい所有者に委ねられるとも述べています。