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クラウドファンディングサイトのKickstarter 日本版サービスを9月13日より正式に提供開始

2017/09/14 04:36掲載
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Kickstarter
Kickstarter
大手クラウドファンディングサイトのKickstarter(キックスターター)が9月13日より日本版サービスを正式に提供開始しています。

以下、プレスリリースより

世界最大のクリエイティブなプロジェクトのためのファンディングプラットフォームであるKickstarter(本社:米国ニューヨーク州ブルックリン)は、2017年9月13日より、正式に日本版のサービス提供を開始しました。

Kickstarterはクリエイティブなプロジェクトのためのファンディングプラットフォームとして、世界中のクリエイターのプロジェクトを実現する支援をしてきました。この度、日本にいるアーティスト、漫画家など様々なジャンルのクリエイターが世界に向けてプロジェクトを公開し、支援を募ることができるよう、日本版のサービスを公開しました。

世界中のKickstarterユーザーが日本から公開されるプロジェクトを閲覧できるようになることで、日本のクリエイターは日本国内だけではなく、世界中からプロジェクトの支援を募ることが可能になります。

Kickstarterは2009年のサービス開始以来、1,300万人以上のバッカー(プロジェクト支援者)が13万件ものクリエイティブなアイディアを支援し、合計3,500億円以上の資金を提供してきました。映画制作者、ミュージシャン、作家、デザイナー、写真家、ダンサー、役者、シェフ、ゲームデザイナーなど、あらゆる創作活動に取り組んでいるクリエイターが常時、何千ものクリエイティブなプロジェクトをKickstarter上で公開しています。

日本からも300人以上のクリエイターが、世界のクリエイターとのコラボレーションを経て、様々なプロジェクトを実現してきました。また、約10万人ものバッカーが、日本から世界中のあらゆるクリエイティブなプロジェクトの実現を支援してきました。Kickstarterは日本版のサービスを通じて、今まで以上に日本発のプロジェクトの実現をサポートしていきたいと考えています。

また、Kickstarterの日本展開を推進するカントリーマネージャーには、元Facebook Japanのカントリーグロースマネージャーである児玉太郎が就任しました。

【Kickstarter(キックスターター)概要】
Kickstarterでは、クリエイターがプロジェクトを世界に向けて公開し、220以上の国や地域からなる、幅広いグローバルネットワークからの支援を募ることができます。プロジェクトを実現するために必要な目標金額と、スケジュールを設定し、資金を募ります。バッカーはプロジェクトに資金を提供すると、その対価としてプロジェクトから作品や商品などの、リワードを受け取る権利を得られます。

Kickstarterで資金を募る方法は all-or-nothing 方式で、目標として設定した金額を達成した場合のみプロジェクトが成立し、資金を提供する約束をしたバッカーに請求が発生します。プロジェクトが目標として設定した金額を達成できなかった場合は、一切の金銭のやり取りは発生しません。

【Kickstarter(キックスターター)ジャパンカントリーマネージャー略歴】
児玉太郎 (Kickstarter ジャパンカントリーマネージャー / アンカースター株式会社 代表取締役)
1977年生まれ。Yahoo! JAPAN、Facebookを経て、2014年に独立。2015年、アンカースター株式会社を設立、グロースアドバイザーとして、様々な国内企業における新規事業の成長支援、海外企業の日本進出支援、クロスボーダーのパートナーシップ開発支援事業を手掛ける。2017年、Kickstarterジャパンカントリーマネージャーに就任。

【日本発のプロジェクト】
https://www.kickstarter.com/japan

【Kickstarter(キックスターター)報道/取材対応窓口】
お問い合わせ/取材のご相談は「japan@kickstarter.com」までお願い致します。

【FAQ(よくある質問)】
Q:日本版のKickstarterのウェブサイトは、今までのウェブサイトとは別ですか?

A:いいえ。日本版のKickstarterのウェブサイトと、従来のKickstarterのウェブサイトは、同じウェブサイトですが、ページ下部の言語選択より、日本語を選ぶことができます。また、日本の銀行口座、身分証明書を使って、日本から世界に向けてプロジェクトを公開することができます。日本発のプロジェクトを検索することもできます。

Q:日本以外の人も、日本のプロジェクトに資金を提供することができますか?

A:もちろんできます。Kickstarterでは、どこに住んでいても、様々なプロジェクトに資金を提供することができます。

Q:日本のプロジェクトは、どの通貨で掲載されますか?

A:日本円です。プロジェクトが目標として設定した金額を達成すると、資金を提供する約束をしたバッカーに対して、日本円で請求が行われます。その後、プロジェクトに登録されている日本の銀行口座に資金が送金されます。

Q:資金の提供に使える支払い手段にはどんなものがありますか?

A:2017年9月13日現在、Visa、MasterCard、American Expressのクレジットカードを、資金の提供に使えます。

Q:プロジェクトの説明は何語で書いたら良いですか?

A:プロジェクトタイトル、概要、説明、リワード、重要事項などは、日本語で記載してください。ただし、Kickstarterのグローバルコミュニティに広くプロジェクトのことをアピールするには、英語を併記することを強く推奨します。

Q:手数料はいくらですか?

A:Kickstarterはプロジェクトが目標として設定した金額を達成した場合のみ、5%の手数料を徴収します。別途、Kickstarterの決済手続きを行う決済代行会社が、4.5%の決済手数料を徴収します。プロジェクトが目標として設定した金額を達成できなかった場合、手数料は一切かかりません。

Q:プロジェクトを公開するために必要な資格はありますか?

A:プロジェクトを公開するには、18歳以上で、かつ、Kickstarterがサービスを提供している国の居住者である必要があります。プロジェクトは個人の本名か、会社法人等番号を証明できる法人格で公開します。また、個人/法人問わず住所、銀行口座、身分証明書(法人の場合は履歴事項全部証明書)、クレジットカードもしくはデビットカードも必要です。

Q:税金はどうなりますか?
A:原則的に、Kickstarterで集めた資金は、納税対象になります。納税額は、様々な要因によって決定されます。詳しくは、税務署、公認会計士、もしくは税理士と相談することを強く推奨します。様々なシナリオを想定し、適切な納税のアドバイスを受けてください。

Q:Kickstarterは日本にオフィスを開設するのですか?

A:Kickstarterは米国ニューヨーク州ブルックリンにある、120名の小さなチームです。地理的には日本から遠いですが、日本のクリエイターをサポートする強い意思をもって運営されています。現在のところ、日本オフィスを開設する予定はありません。