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『レコード・コレクターズ10月号』の特集は「作詞家・松本隆の世界」

2017/08/21 20:23掲載(Last Update:2017/09/08 20:32)
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レコード・コレクターズ 2017年10月号
レコード・コレクターズ 2017年10月号
『レコード・コレクターズ10月号』の特集は「作詞家・松本隆の世界」。松本隆&クミコ・インタヴュー、「松本隆の名作100選」「執筆者が選ぶ101番目のオススメ曲」ほか。またT・レックス(T.Rex)特集やリンゴ・スター(Ringo Starr)・インタヴューなども掲載されます。9月15日発売
●『レコード・コレクターズ 2017年10月号』

【特集】 作詞家・松本隆の世界

エイプリル・フールでデビュー後、はっぴいえんどで本格的に作詞を手がけた松本隆。はっぴいえんど解散後、作詞家に転身し、1970年代半ばから現在まで、数多くのヒットを生み出してきました。“日本語のロック"から、大ヒットした80年代のアイドル歌謡まで、それらの作品には自身の美意識が反映され、なおかつ実験精神が溢れていました。アルバム全編の歌詞を十数年ぶりに手がけたというクミコの新作がリリースされるこの機会に、その詞世界を改めて味わってみたいと思います。

■ 松本隆&クミコ・インタヴュー~風街の系譜が今、ひとつの到達点にある(松永良平)
■ クミコ with 風街レビュー 『デラシネ deracine』(小川真一)
■ 松本隆 ヒストリー(除川哲朗)
■ 語りかけの秘密──松本隆の歌詞の世界を読み解く(北中正和)
■ 著作紹介(ヒロ宗和)
■ 松本隆の名作100選(池上尚志、小川真一、木村ユタカ、小山守、篠原章、杉原徹彦、鈴木啓之、ヒロ宗和、武田昭彦、祢屋康、馬飼野元宏、水上徹、安田謙一、湯浅学)
■ 執筆者が選ぶ101番目のオススメ曲(池上尚志、小川真一、木村ユタカ、小山守、篠原章、杉原徹彦、鈴木啓之、ヒロ宗和、武田昭彦、祢屋康、馬飼野元宏、水上徹、安田謙一、湯浅学)


【特集】 Tレックス

今年の9月にはマーク・ボランの生誕70周年、そして没後40年を迎えますが、彼の個性の結晶とも言えるTレックスや、昨年他界したデイヴィッド・ボウイを頂点とするグラム・ロックは、ブームが終わった後も長くファンに愛聴され、そしてシーンにおいては多くのアーティストのルーツとして定着しています。Tレックス・ワックス・カンパニー時代のアルバムのリイシューや、日本人アーティストによるトリビュート作のリリースを契機に、グラム・ロックの核、Tレックスの輝きに、再び酔いしれましょう。

■ 時代や世代の違いを超え継承されていく異端のブギ(大鷹俊一)
■ 参加メンバー、選曲、使用機材にこだわり抜いたトリビュート盤(志田歩)
■ Tレックス・ディスコグラフィー(白谷潔弘)
オリジナル・アルバム
編集アルバム


□ リンゴ・スター
インタヴュー~ポール・マッカートニーも参加した待望の新作アルバムを語る(五十嵐正)
□ サウンドブレイキング
多角的なテーマ設定と関係者への取材で、録音芸術としてのロックを俯瞰するドキュメンタリー映像作(立川芳雄)
□ チープ・トリック
デビュー40周年を記念して、エピック期12作の紙ジャケ盤が多数の新規ボーナス音源を追加して登場(犬伏功)
□ ローリング・ストーンズ
3Dジャケットとともに甦るサイケデリアの響き~『サタニック・マジェスティーズ』50周年記念版(若月眞人)
□ キャロル・キング
名作『つづれおり』全曲再現ライヴにあふれる誠実な歌への情熱(中村彰秀)
□ フィル・コリン(デフ・レパード)
インタヴュー~高い理想を掲げた『ヒステリア』の制作は苦労を伴うチャレンジだった(山崎智之)
□ ペット・ショップ・ボーイズ
パーロフォン時代の総括シリーズ~第1弾は『ナイトライフ』にはじまる音楽性の異なった3作品(油納将志)
□ 金井夕子
インタヴュー~豪華作家陣と名作を残したアイドル/シンガーに聞く、当時と今(鈴木啓之)
□ 永井博
インタヴュー~今またAOR/シティ・ポップの文脈でも注目されるイラストレイター(金澤寿和)
□ ビクター“和フュージョン"
和モノとしても再評価が進む70~80年代の作品のリイシュー第2弾(近藤正義)
□ ニール・ヤング
76年の発掘ライヴ音源『ヒッチハイカー』と当時の未発表曲を含む『ディケイド』のリマスター盤(遠藤哲夫)
□ ケニー・ランキン
60年代のシングルを初めてまとめたLP再発(宇田和弘) ほか