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トム・ウェイツ 79年アニメ短編『For No One』 完成前のラフ絵アニメ動画とアニメの元となった実写映像が再び話題に

2017/06/19 02:21掲載
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Tom Waits For No One - Animated 1979
Tom Waits For No One - Animated 1979
トム・ウェイツ(Tom Waits)が1979年に制作したアニメーション短編映像『For No One』。完成前の映像である、ラフ絵のアニメーション動画(ペンシル・テスト)と、アニメーションの元となった実写映像が再び話題に。

『For No One』は、モデルの動きをカメラで撮影し、それをトレースしてアニメーションを制作するという“ロトスコープ”という手法が使われた作品。この手法を用いた作品としてはディズニーのアニメーション映画『白雪姫』(1937年)やラルフ・バクシのアニメーション映画『ロード・オブ・ザ・リング 指輪物語』(1978年)などが有名です。

この作品を特集したサイトDangerous Mindsによれば、『For No One』の実写撮影は複数のカメラを使って13時間以上に渡って行われたそうで、それを5分半に編集し、さらにその実写編集映像をもとに5,500フレームのアニメーションが制作されています。

下の「ペンシル・テスト」(まだラフ段階の絵を安いネガフィルムに焼いて、アニメーションが完成する前にテストとして見るもの)の動画2本と、アニメーションの元となった実写映像は以前よりネットにアップされている映像ですが、サイトDangerous Mindsで紹介されて再び話題となっています

●ペンシル・テスト動画




●実写映像


●アニメーション短編映像『For No One』