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ECM傑作アルバムのタワレコ限定SA-CDハイブリッド化企画 第2弾はキース・ジャレット、チック・コリア、パット・メセニーの3作

2017/04/21 15:39掲載
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TOWER RECORDS presents ECM SA-CD HYBRID SELECTION 第 2 弾ラインナップ
TOWER RECORDS presents ECM SA-CD HYBRID SELECTION 第 2 弾ラインナップ
ドイツの名門レーベルECM Recordsの傑作アルバムを世界で初めてSA-CDハイブリッド化し、完全限定プレス作品としてタワーレコード限定で発売する企画<TOWER RECORDS presents ECM SA-CD HYBRID SELECTION>。第2弾の発売が決定。今回はキース・ジャレット・トリオ 『スタンダーズ Vol.1』、チック・コリア&ゲイリー・バートン『クリスタル・サイレンス』、パット・メセニー『想い出のサン・ロレンツォ』の3作。6月7日にタワーレコード限定&数量限定で発売されます。

以下、インフォメーションより

■TOWER RECORDS presents ECM SA-CD HYBRID SELECTION 第 2 弾ラインナップ

キース・ジャレット『スタンダーズ Vol.1』
チック・コリア&ゲイリー・バートン『クリスタル・サイレンス』
パット・メセニー『想い出のサン・ロレンツォ』

【発売日】 2017 年 6 月 7 日(水)
【価格】 3,500 円+税
【企画・販売】 タワーレコード株式会社
【制作・発売】 ユニバーサル ミュージック合同会社
【販売】 全国のタワーレコード、タワーミニ、タワーレコード オンライン限定発売

※タワーレコード オンライン内商品ページ
http://tower.jp/article/campaign/2017/04/21/01

■ ECM SA-CD HYBRID SELECTION Vol.2 作品について
今回の発売のために新たにアナログ・マスターから新規で DSD マスタリングしています。またこの 3 作のオリジナル録音は、すべて ECM の名エンジニアとして名高いヤン・エリック・コングスハウクが手掛けたもので、ECM サウンドの極みともいえる作品です。

*キース・ジャレット『スタンダーズ Vol.1』
シリーズ第一弾の傑作『ケルン・コンサート』は、ソロ・ピアノによる繊細かつダイナミックなライヴ演奏に対し、本作はピアノ・トリオによるスタジオ録音の演奏であり、キース・ジャレットが“スタンダーズ・トリオ”として、1983 年に発表した記念すべき第一作です。ベースのゲイリー・ピーコック、ドラムスのジャック・ディジョネットの 3 者によるインタープレイがジャズ・スタンダード名曲に新たな息吹を吹き込んでいます。特に 2 曲目“オール・ザ・シングス・ユー・アー”はキースのピアノ・ソロで、テーマ・メロディの途中から始まるという斬新かつ印象的な導入部から、トリオによるテーマに突入、ソロに入ると信じられないような高揚感に満ちたプレイを展開、スタンダーズ・トリオの凄さを実感できます。

*チック・コリア&ゲイリー・バートン『クリスタル・サイレンス』
第一弾の『リターン・トゥ・フォーエヴァー』は 5 人編成のバンド演奏でしたが、本作はその 9 ヵ月後、1972 年 11 月にオスロのアルネ・ベンディクセン・スタジオでレコーディングされたチック・コリアのピアノとゲイリー・バートンのヴィブラフォンによるタイトルのごとくクリスタルなデュオの名作です。『リターン・トゥ〜』ではチック・コリアは全編エレクトリック・ピアノでしたが本作ではすべてアコースティック・ピアノでの演奏、またタイトル曲とラストの“ホワット・ゲーム・シャル・ウィ・プレイ”の再演も聴きどころです。チックの名曲“セニョール・マウス”は本作のヴァージョンが初演。セインシティヴでイマジネーション溢れる、透明感に満ちた響きをお楽しみください。

*パット・メセニー『想い出のサン・ロレンツォ』
本作の 1 曲目“サン・ロレンツォ”のイントロの目の覚めるような響きを、高音質の CD で聴いてみたいと思う人は多いのではないでしょうか。第一弾『ブライト・サイズ・ライフ』はパット・メセニーのギター・トリオによるスペイシーで洗練された演奏が特徴でしたが、このアルバムは 1978 年、パット・メセニー・グループ名義の記念すべき第一作であり、ピアノ&キーボードのライル・メイズ、フレットレス・ベースの名手マーク・イーガン、多彩なドラミングが魅力のダニー・ゴッドリーブという初期メンバーが名を連ねています。疾走感あふれる“フェイズ・ダンス”など全曲オリジナルで、ジャズというジャンルで一括りできない、完成された“パット・メセニーの音楽”になっています。

シリーズ監修者、ライナー執筆者紹介:
*監修、試聴ポイント解説・・・和田博巳氏(オーディオ評論家)
主な執筆媒体:Stereo Sound、HiVi、Digi Fi、Beatsound 等
*作品解説・・・原田和典氏(ライター/ジャーナリスト)
主な執筆媒体:JAZZ JAPAN、ミュージック・マガジン等

■ECM SA-CD HYBRID SELECTION の特徴
・世界初、SA-CD 化音源
・SA-CD 層は“オリジナル・アナログ・マスターテープから、今回の発売のために制作した 2017 年最新 DSD マスター”を使用し、ECM 自ら最新マスタリング
・ECM の監修の下、新マスタリングを担当したのはキース・ジャレットの諸作にかかわってきたエンジニア、クリストフ・スティッケル(キース・ジャレット/ チャーリー・ヘイデン『ジャスミン』、同『ラスト・ダンス』etc)
*解説書には、新規序文解説と新たな作品解説を収納

レーベル創設者マンフレート・アイヒャーの音へのこだわりは半端ではありません。それゆえ、ECM は CD が誕生した際にのみ新たにマスターを制作しましたが、以降様々なフォーマットのディスクが誕生しても新たにマスターを制作したことはありませんでした(一部、国内盤 SHM 仕様 CD 発売時に許可が出た事があるのみ*注:マスター変更はなし)。実現困難と言われた EMC オリジナル・アナログ・マスターから DSD へのフラット・トランスファーは、ECM 自らが最新マスタリングを施し、タワーレコードの限定企画盤として初めてシリーズ化されました。尚、CD 層は従来のマスターとなります。
※SA-CD ハイブリッド盤は通常の CD プレイヤーでも再生可能です。

■今後のラインナップ(予定) *アイテムは変更する場合があります

☆9 月リリース
*キース・ジャレット「スタンダード・トリオ Vol.2」
*チック・コリア「トリオ・ミュージック」
*パット・メセニー「オフランプ 」

☆12 月リリース
*ゲイリー・ピーコック「テイルズ・オブ・アナザー」
*リッチ―・バイラーク「ナーディス」
etc.