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ピンク・フロイド『狂気』でも使われたレコーディング・コンソールが2億円で落札

2017/03/29 04:50掲載
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The Abbey Road Studios EMI TG12345 MK IV
The Abbey Road Studios EMI TG12345 MK IV
ピンク・フロイド(Pink Floyd)『Dark Side of the Moon(邦題:狂気)』ほか、ポール・マッカートニー&ウイングス、ケイト・ブッシュ、リンゴ・スター、ジョージ・ハリスンなどのレコーディングにも使用されたレコーディング・コンソールがオークションに出品されて約2億円で落札されています。

出品されたコンソール「The Abbey Road Studios EMI TG12345 MK IV」(40チャンネル)は、EMIのエンジニアによって作られた2つのカスタム・ユニットのひとつで、アビー・ロード・スタジオの第2スタジオで1971年から1983年にかけて使われていました。

オークションはオークション会社のボナムズによってニューヨークで行われ、落札予想価格の550,000ポンドを大幅に上回る1,807,500ドル(1,441,842ポンド/199,475,826円)で落札されています。

ピンク・フロイドのFacebookページによれば、これはテクノロジー関連のオークションでは史上最高額となるとのこと。これまでは2014年に落札された、Apple初のコンピューター「Apple 1」の718,000ポンドでした。またピンク・フロイド関連でも史上最高額と説明しています

●ボナムズ内 「The Abbey Road Studios EMI TG12345 MK IV」ページ
http://www.bonhams.com/auctions/23878/lot/35/