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エイミー・ワインハウスを題材に妄想した水彩と線画を展示する長嶋五郎個展<Amy’s Burger Shop>が3月に開催

2017/02/23 17:28掲載
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長嶋五郎個展「Amy’s Burger Shop」
長嶋五郎個展「Amy’s Burger Shop」
エイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)が「もし西海岸のバーガーショップで働いていたら」という妄想のもとで描かれた水彩と線画の新作を展示する長嶋五郎(ゴンゴン)による個展<Amy’s Burger Shop>が、3月4日(土)から東京・神田のTETOKAで開催されます。

<長嶋五郎個展「Amy’s Burger Shop」>
会期:2017年3月4日(土)〜3月26日(日)
営業時間:16:00〜23:00
定休日: 水曜日
会場:TETOKA(東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F)
企画 ・プロデュース/LABLINE.TV with GONGON



登ったことのない山。見たことのないマンハッタン。
それらは妄想の中にあって、キラキラと輝いている。
ゴンゴンこと長嶋五郎の絵は、時として、現実よりなお美しくて素敵だ。夢遊感漂う水彩の輪郭を重ね、見たことのない場所が纏う気配までを朧気に描き出す。考えてみれば、ゴンゴンと山とのつながりなんて一切ないから、なぜいつも山を描いているのかすら、未だに分からない。でも、その山は凛として透明で、清々しくもある。日本から1度も出たこともないゴンゴンがぼんやりと描くNYの摩天楼だって、妄想の中の憧れを塗りつけるかのように綺羅びやかだ。
カート・コバーンやジミヘンや、いわゆる天才ミュージシャン同様、スターの宿命ともされる27歳で死去した偉大なディーバ、エイミー・ワインハウス。ツインテールに結った幼少期の無邪気な笑顔は、酒とドラッグに溺れて短い生涯を終える歌姫の人生を1ミリも予感させない。(なのに、なぜ?)
乾いた風が吹く、西海岸のバーガーショップ。もし、ツインテールのままの彼女が、悲劇の歳を過ぎてもそのカウンターに立っていたなら、世界はどう変わっていたのだろうかーー。
誰しもの心の中に潜む、無邪気さとモンスター性。生と死と、死を免れた人々だけに許される、乾燥した祭りの光景。それを現実以上に美しく、楽しく、素敵に魅せるのは、やはり他ならぬ、ゴンゴンの筆の魔力なのだ。
大池明日香(LABLINE.TV)

【EVENT】
▼3月4日(土)19:00〜23:00 オープニングパーティ
DJ/Jin Tanaka(Back Drop Bomb) and more
▼3月18日(土) 19:00〜23:00 ゴンゴンフェス
DJ/Masanobu Itagaki、 Taro Hirano and more
FOOD/マジック・コバヤシのマジックインド風カレー、ゴンゴンBAR
▼3月25日(土)19:00〜23:00 クロージングパーティ
LIVE/抽象具象HIPHOPショーケース(MC NAZO、蜻蛉老師 a.k.a. とんぼせんせい、MC HOT DOOG a.k.a. GONGON)


長嶋五郎(ゴンゴン)/Goro Nagashima(GONGON)
1973 年東京生まれ。武蔵野美術大学短期大学部美術科卒業。雑誌、ウェブ、アパレルブランドなど様々な媒体にイラストレーションを提供、展覧会などで作品を発表している。蓮沼執太フィル1st.アルバムへのアートワーク提供、TOYOTA Corolla 50周年記念CMに参加。主な個展にリトルモア地下での「ヤッホー山脈」(2011)がある。

詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
http://tetoka.jp/archives/4169