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『魔女っ子メグちゃん』と『花の子ルンルン』の第1話がYouTubeでオフィシャル公開中

2017/02/09 14:06掲載
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魔女っ子メグちゃん (C)東映アニメーション
魔女っ子メグちゃん (C)東映アニメーション
TVアニメ『魔女っ子メグちゃん』の第1話「すてきな魔女がやってきた」と、『花の子ルンルン』の第1話「ふしぎな訪問者」が、東映アニメーション創立60周年公式YouTubeチャンネルにてオフィシャル・アーカイブ公開されています

●魔女っ子メグちゃん 第1話「すてきな魔女がやってきた」


■ストーリー・解説
魅力的ながら元気いっぱいの、神崎家のオテンバ少女・メグは実は魔女の国の女王候補の一人。魔女とはいえ、普段はごく普通の女の子で、家の中でも弟のラビや妹のアポと大ゲンカしたり、にぎやかな毎日を送っている。だが、メグが人間界で暮らす本当の目的は、魔女の国の女王になる修行なのだ。そのため、調査官のチョーサンたちにかき回されたり、同じく魔女の国の女王候補であるライバルのノンと対決したりと大忙しの中、様々な事件に関わることで、人間の愛や友情の素晴らしさに触れ成長していく。テクニク テクニカ シャランラ! 持ち前のファイトと得意の魔法の力で、メグは今日も大活躍!

東映アニメーションの第一期・魔女っ子シリーズを締めくくった作品。「キューティーハニーより控えめで、綺麗に可愛く小粋に」を合言葉に制作された。今なお高い評価を得ている華麗なオープニングは、まさに作品世界を端的にイメージさせる傑作となった。またこの作品は、少女マンガタッチを取り入れたキャラクターやヨーロッパの街並みを思わせる背景など、全体的にファッショナブルに仕上げられていたり、女王候補のライバル・ノンや対立する闇の女王サターンの存在など、魔女っ子モノとしての設定を最も突き詰めた作品になっている。ヌードや下着シーンが多いためか男の子の人気も実は高く、荒木伸吾の「美少女キャラ」が好評を博し、幅広い支持層を獲得した。

■番組情報
放映期間:1974年4月1日〜1975年9月29日
放映時間:毎週月曜日19時00分〜19時30分
放映話数:全72話
放映局:NET系(1〜52話)、テレビ朝日系(53〜72話)

■スタッフ
原作:ひろみプロ
企画:高見義雄、小沢英輔
製作担当:江藤昌治、三沢徹夫
脚本:山浦弘靖、雪室俊一、今村文人、他
演出:芹川有吾、岡崎稔、設楽博、他
キャラクターデザイン:荒木伸吾
美術設定:土田勇
音楽:渡辺岳夫

■キャスト
メグ:吉田理保子
ノン:つかせのり子
神崎、クロー:大竹宏
マミ:山口奈々
チョーサン:はせさん治
ラビ:山本圭子
アポ:千々松幸子

■あらすじ
魔界の女王になるために人間界へと修行にやってきたメグは、家族の一員となる条件で先輩魔女・マミの家庭である神崎家の娘となった。優しいパパ、いたずら好きの弟妹に囲まれ慣れない人間界で暮らし始めるメグだったが、弟ラビの度重なるいたずらが許せずに思わず手を上げてしまう。そのことをパパに怒られたメグはその理由が理解できず反抗して、頬を叩かれてしまった。頬の痛みとショックから、メグは家を飛び出してしまう。

(C)東映アニメーション


●花の子ルンルン 第1話「ふしぎな訪問者」


■ストーリー
むかしむかし、人間と花の精は、なかよく地球でくらしていました。ところが、人間はだんだんと思いあがって、自然をたいせつにしなくなったのです。花の精たちは、虹色の雲のむこうの小さな星・フラワーヌ星にうつって自分たちの王国をきずきました。でも、そのうちの何人かは地球にのこって人間と結婚したのです。そして、花の精の血をずっとうけついできました。
フランスのいなか町で、おじいさん、おばあさんとくらす女の子ルンルン。そこへ、フラワーヌ星の国王の使者として、人間の言葉をしゃべる白ネコのキャトーと犬のヌーボがやってきます。そして、王子が次の王位につくために必要な「七色の花」をさがしてほしいとたのみます。花の精の血をひく「花の子」ルンルンにしか、さがせないからです。ルンルンはキャトーとヌーボといっしょに、七色の花をさがしてヨーロッパ各国を旅していきます。

■解説
『花の子ルンルン』は1979年2月から1年間、テレビ朝日系列で放映されました。主人公ルンルンの使う魔法は、念じた服に着替えられるという、ささやかな、しかし女の子にとっては夢のある魔法です。それに加え、海外旅行が今ほどポピュラーでなかった放映当時、あこがれのヨーロッパを旅してまわるというコンセプトが人気を呼びました。物語の終わりには、その回にちなんだ「花ことば」が解説されます。この作品から生まれた言葉「ルンルン気分」を満喫できる名作です。

■番組情報
放映開始:1979年2月9日 
放映終了:1980年2月8日 
毎週金曜日 19:00〜19:30 
ANB系 全50話 

■スタッフ
原作:神保史郎 
企画:春日東、山口康男、碓氷夕焼 
製作担当:佐々木章 
脚本:城山昇、曽田博久、吉田義昭、他 
チーフディレクター:設楽博 
演出:新田義方、高木厚嘉、本庄克彦、他 
オリジナルキャラクター:姫野美智 
チーフデザイナー:伊藤英治 
音楽:筒井広志 

■キャスト
ルンルン:岡本茉利 
キャトー:白石冬美 
ヌーボ:神山卓三 
セルジュ:水島裕 
ヤボーキ:はせさん治 
トゲニシア/ナレーション:喜多道枝 

■あらすじ
「花の子? あ、あたしが!?」(ルンルン)
言葉を話す白猫キャトーと犬のヌーボが、“花の子”をさがしていました。花の精の国フラワーヌ星では、次の王様が誕生するために“七色の花”をもとめていました。それをさがしだすことができるのは、花の精の血をひく女の子・ルンルンだけなのです。ルンルンはキャトーとヌーボにたのまれ、七色の花をさがす旅に出ます。
*今回の花ことば
赤いバーベナ:一致協力

(C)神保史郎・東映アニメーション