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プログレ名曲カヴァーに取り組む弦楽四重奏団モルゴーア・クァルテットがキース・エマーソンに捧げる追悼盤を発売

2017/01/19 16:19掲載(Last Update:2017/01/19 16:21)
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モルゴーア・クァルテット / トリビュートロジー
モルゴーア・クァルテット / トリビュートロジー
プログレ名曲のカヴァーに取り組む弦楽四重奏団モルゴーア・クァルテットが、キース・エマーソン(Keith Emerson)に捧げるプログレ・カヴァー・アルバム第3弾『トリビュートロジー』を3月8日に発売。エマーソン、レイク&パーマー(Emerson, Lake And Palmer)の大作「タルカス」など全曲をEL&P、キース・エマーソンの楽曲で構成。

以下、インフォメーションより

その熱い偏愛に満ちたアレンジと演奏で、日本のみならず世界にその名を轟かせつつあるこの凄腕4人組は、プログレのシンセ神、本家ELPのキース・エマーソンにも大いに支持を受け、交流を深めていました。2016年春には来日コンサートが予定されており、モルゴーアメンバーもゲスト参加を予定していましたが、その矢先にキースが突然逝去。世界のプログレファンのみならず音楽ファンが悲しみに暮れる中、その葬儀では、来日公演で共演するはずだったキースの新曲「After All of This」をモルゴーアが急遽レコーディングし、その音源が流されました。

本盤は、キースの葬儀で流れたその音源を中心に据え、ELPの大作「タルカス」など全曲をELP、キース・エマーソンの楽曲で構成。極東最高峰のカルテットがこの偉大なるシンセ神に思いを捧げる追悼盤です。

最注目はやはり「タルカス」。プログレ史に燦然と輝くシンフォニックな名曲であり、かの吉松隆がオーケストラ版を編曲し、大いに話題になったクラシカル・プログレの名作です。渾身のアレンジメントが施された今回のタルカスは、この作品の真のロマンティシズムと細密画のような精緻なストラクチャを見事なまでに浮き彫りにする絶演となっています。

http://columbia.jp/morgauaquartet/
●『トリビュートロジー』
COCQ-85332
¥3,000+税
2017/03/08Release

1. アフター・オール・オブ・ディス 
2. タルカス (タルカス)
3. スティル...ユー・ターン・ミー・オン (恐怖の頭脳改革) 
5. ザ・シェリフ (トリロジー)
6. 悪の教典#9 第1印象パ-ト1 (恐怖の頭脳改革) *
7. 悪の教典#9 第1印象パ-ト2 (恐怖の頭脳改革)
8. 《悪の教典#9 第3印象》への間奏曲 〜《石をとれ》のインプロヴィゼーション
9. 悪の教典#9 第3印象 (恐怖の頭脳改革)

 ( )はEL&Pのオリジナルアルバム名

モルゴーア・クァルテットMORGAUA QUARTET
荒井英治(第1ヴォイオリン) (日本センチュリー交響楽団首席客演コンサートマスター)
戸澤哲夫(第2ヴォイオリン) (東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団コンサートマスター)
小野富士(ヴィオラ) (NHK交響楽団ヴィオラ奏者)
藤森亮一(チェロ ) (NHK交響楽団首席チェロ奏者)

編曲:荒井英治 (except Tr.9)
*アルバム《原子心母の危機》より再収録

録音:2016年10月16日&23日、11月7日、12月26日(Tr1, 2, 4-8)
   :2016年3月28日(Tr.9)
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