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NHK BSプレミアム『名盤ドキュメント 矢野顕子“JAPANESE GIRL”』 番組詳細が明らかに

2016/12/15 18:23掲載(Last Update:2016/12/21 18:53)
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矢野顕子 / JAPANESE GIRL
矢野顕子 / JAPANESE GIRL
矢野顕子のデビューアルバム『JAPANESE GIR』を取りあげたNHK BSプレミアムの音楽ドキュメンタリー『名盤ドキュメント 矢野顕子“JAPANESE GIRL”』。番組詳細が明らかに。

『名盤ドキュメント』は、主に70〜80年代(=LPレコードの時代)の画期的な「コンセプトアルバム」が、どのような演奏、録音技術、ミュージシャンの思いや葛藤から生まれたのかを深く掘り下げる音楽ドキュメント・シリーズ。これまでに井上陽水『氷の世界』、はっぴいえんど『風街ろまん』、RCサクセション『シングル・マン』など数々の日本の名盤を取りあげています。

以下、NHKのサイトより

●『名盤ドキュメント 矢野顕子“JAPANESE GIRL”』
NHK BSプレミアム 12月23日(金)夜10:00〜10:59

シリーズ第5弾となる今回は、活動40周年を迎えたJポップのカリスマ・矢野顕子のデビューアルバム『JAPANESE GIRL』を取り挙げます。青森から単身上京、高校を中退して音楽の道に飛び込んだ矢野、1976年のアルバム制作当時は21歳でした。レコーディングでは、アメリカに渡り、超一流ロックバンド「リトル・フィート」をバックにLA録音を実現。日本中のミュージシャンが欧米のロックに追い付けと切磋琢磨していた時代、矢野は日本の民謡、和楽器とロック、ジャズ、現代音楽が融合した独自のサウンドで音楽界に衝撃を与えました。

活動40周年を迎えた今年、番組チームと関係者は『JAPANESE GIRL』の貴重な録音原盤(マルチトラックテープ)をレコード会社の倉庫から発掘しました。16チャンネルのマルチトラックテープは、矢野のボーカルやピアノなど様々な楽器の音がばらばらに録音されています。番組では、矢野本人が40年ぶりにテープを試聴、21歳当時の生々しい音の数々と、時を経て向き合います。聞き手に清水ミチコ、ゲストに盟友・細野晴臣を迎え、当時の楽曲制作のエピソードや当時の思いを語ります。また、番組では矢野の貴重なデビュー音源をはじめ、当時の資料の数々から矢野の思いに迫ります。

なぜ日本の音楽を取り入れたのか?なぜデビュー作をLAでレコーディングすることになったのか?当時の矢野が抱えていた悩みや葛藤とは?アルバムの謎が、40年の時を経て紐解かれていきます。さらに、レコーディング関係者をはじめ、上原ひろみ、奈良美智、クラムボン・原田郁子、坂本美雨ら世代を越えた総勢10名以上の熱烈ファンのインタビューを通して、天才・矢野顕子の原点に迫ります。

※NHKサイト内 番組紹介コラム
http://www.nhk.or.jp/bs-blog/2000/259138.html

※予告映像もある番組ページ
http://www4.nhk.or.jp/P3274/