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「ロッキング・オン」は、いかなる場から生まれたのか? 創刊メンバーが歩みを振り返る『ロッキング・オンの時代』が発売

2016/11/10 18:55掲載
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ロッキング・オンの時代 / 橘川幸夫
ロッキング・オンの時代 / 橘川幸夫
「ロッキング・オン」は、いかなる場から生まれたのか? 創刊メンバーのひとりである橘川幸夫が、創刊の時期から約十年の歩みを振り返るクロニクル。『ロッキング・オンの時代』が晶文社から11月21日発売。70年代と今をつなぐメディア創刊物語。当時の写真、資料なども多数収録。
●『ロッキング・オンの時代』
橘川幸夫 (著)

※以下、インフォメーションより

ロックがいちばん熱かった時代の記録
70年代と今をつなぐメディア創刊物語

1972年、渋谷陽一、橘川幸夫、岩谷宏、松村雄策の4人の創刊メンバーでスタートした「ロッキング・オン」。レコード会社側からの一方通行の情報を伝えるファンクラブ的音楽雑誌と一線を画し、リスナーがミュージシャンと対等の立場で批評するスタンスで支持を集め、いまや音楽雑誌の一大潮流となった「ロッキング・オン」は、いかなる場から生まれたのか。創刊メンバーの一人である橘川幸夫が、創刊の時期から約十年の歩みを振り返るクロニクル。ロックがいちばん熱かった時代、70年代カウンターカルチャーの息吹を伝えるノンフィクション。

<著者について>
1950年2月4日、東京生まれ。'72年、渋谷陽一らと音楽投稿雑誌「ロッキング・オン」創刊。'78年、全面投稿雑誌「ポンプ」を創刊。その後、さまざまなメディアを開発する。'83年、定性調査を定量的に処理する「気分調査法」を開発。商品開発、市場調査などのマーケティング調査活動を行う。80年代後半より草の根BBS「CB-NET」を主催、ニフティの「FMEDIA」のシスオペを勤める。'96年、株式会社デジタルメディア研究所を創業。インターネット・メディア開発、企業コンサルテーションなどを行う。アーツカレッジ・ヨコハマ(旧神奈川情報文化専門学校)のマルチメディア科を立ち上げプロデュースを行い専任講師。武蔵野美術大学非常勤講師、日本デザイン専門学校講師などを経験。現在、多摩大学経営情報学部客員教授。キーマン・ネットワーク「コンセプト・バンク」を運営。 〈著作〉 『企画書』『メディアが何をしたか?』『なぞのヘソ島』『一応族の反乱』『生意気の構造』『暇つぶしの時代』『やきそばパンの逆襲』『ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ。 』『希望の仕事術』『森を見る力』ほか共著、編著多数