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エイドリアン・ブリュー音楽担当 ピクサーの短編アニメ『ひな鳥の冒険』が『ファインディング・ドリー』MovieNEXに特典映像として収録

2016/09/27 13:15掲載
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Piper
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キング・クリムゾン(King Crimson)での活躍でも知られるエイドリアン・ブリュー(Adrian Belew)が音楽を手がけた、ピクサーの短編アニメーション『ひな鳥の冒険(原題:Piper)』。発売が決定した『ファインディング・ドリー』MovieNEXに特典映像として収録されます。11月22日発売

予告編映像


特別映像「『ファインディング・ドリー』にもピクサーおなじみの隠れキャラが登場していた!」


『ひな鳥の冒険(原題:Piper)』の本編映像の一部


以下、プレスリリースより

 この夏、興行収入68億円突破の大ヒットを記録し、「ファインディング・ニモ」の奇跡の冒険から1年後の世界を描いたディズニー/ピクサーの待望の最新作『ファインディング・ドリー』を、11月15日(火)よりデジタル先行配信を開始いたします!続く11月22日(火)には、待望のMovieNEXを発売、ブルーレイ、DVDレンタルも同日開始いたします!
 あの「ファインディング・ニモ」の奇跡の冒険から1年後。カクレクマノミのニモとマーリン親子の大切な友達、忘れんぼうのドリーが突然思い出した家族の記憶—。「今度は僕がドリーを助けるよ」というニモやマーリンたちに支えられて、ドリーがたどり着いたのは海の生き物たちにとって禁断の《人間の世界》だった…。そこで、ドリーは謎のタコのハンクや泳ぎが苦手なジンベエザメのデスティニー、自分に自信がないシロイルカのベイリーなど、個性豊かな新しい仲間たちと出会う。ドリーのパパやママは一体どこに?幼い頃に親と離ればなれになってしまった<忘れんぼうのドリー>が、大切な家族と再会するための旅で出会う仲間たちとの、奇跡の冒険を描いた感動作!

 【会いたい気持ち】が奇跡を起こす!!―。ご家族や友人、大切な人と、いつでもどこでも気軽に楽しめるMovieNEXやデジタル配信で、ディズニー/ピクサーの“大切な人との絆を描いた感動作”をこの冬、この年末年始に是非お楽しみ下さい!ギフトにも最適です!
 2017年春、東京ディズニーシー®に誕生する『ニモ&フレンズ・シーライダー』のプレビューに50組100名様をご招待するマストバイキャンペーン実施決定!

◆Introduction

―――忘れられない感動を、あなたニモ。―――
日本でのディズニー/ピクサー歴代興収No.1の金字塔、あの『ファインディング・ニモ』の奇跡の冒険から1年――。カクレクマノミのニモとマーリンの親友で、なんでもすぐに忘れてしまう、忘れんぼうのドリーが長い間ただひとつ忘れなかったのは《家族の思い出》。「今度は僕がドリーを助けてあげる」――ニモと父マーリン、そしてカメのクラッシュや個性豊かな新しい仲間たちも加わり、ドリーの家族を探す感動の冒険がいよいよMovieNEX、デジタル配信でいつでもどこでも楽しめる!
つねに進化し続けるピクサーは、今作でも目を見張るような映像を生み出した。とくに、変幻自在のカモフラージュをするタコのハンクは、ピクサーのこだわりと世界最高の技術力がつまったキャラクター。また、驚異的にリアルな水や光の表現にも、前作以上に目を奪われる。ニモたちが暮らす海の世界は、より豊かで美しく、幻想的に描き出されていて、まさに“海”を体感できる作品だ。
監督は『ファインディング・ニモ』では監督を、『トイ・ストーリー』(95)、『モンスターズ・インク』(01)など多くの作品では脚本を担当した奇蹟のストーリーテラー、アンドリュー・スタントン。革新性と普遍性が絶妙なピクサー物語の基礎を築いた人物である。そして『トイ・ストーリー・オブ・テラー!』(13)でアニー賞監督賞に輝いたアンガス・マクレーンが、共同監督を務めている。
ボイスキャストは主人公ドリーに前作に引き続き全米屈指の大人気コメディアン/女優のエレン・デジェネレス、そして本人役でシガニー・ウィーバーが担当。日本語版では前作からの室井滋(ドリー)と木梨憲武(マーリン)はもちろん、タコのハンク役の上川隆也、本作が初の声優となるジンベエザメのデスティニー役の中村アン、そして本人役とエンドソングを八代亜紀が担当。海洋生物監修のさかなクンはマンボウの声も担当した。

◆Story

あの「ファインディング・ニモ」の旅から1年後。カクレクマノミのニモとマーリン親子の大切な友達、忘れんぼうのドリーが突然思い出した家族の記憶—“カリフォルニア州モロ・ベイの宝石”。「今度は僕がドリーを助けるよ」、ニモやマーリンたちに支えられて、ドリーがたどり着いたのは海の生き物たちにとって禁断の《人間の世界》だった…。そこで、ドリーは7本足のタコのハンクや泳ぎが苦手なジンベエザメのデスティニー、自分に自信がないシロイルカのベイリーなど、個性豊かな新しい仲間たちと出会う。ドリーのパパやママは一体どこに?ディズニー/ピクサーが贈る、大海原から人間の世界まで縦横無尽にノンストップで展開する感動の冒険ファンタジー!

◆Bonus Contents

ピクサー作品ならではのお楽しみとしてブルーレイディスクにはファン垂涎のボーナス・コンテンツも満載!
本ボーナス用に製作されたキャラクターたちのインタビュー集「突撃!海中インタビュー」や、変幻自在にカモフラージュするタコのハンクの“ピクサー・スタジオが壊れそうになるくらい大変だった”製作作業を紹介した「チーム・ハンクの挑戦」、作品のリアルさを追求するための「水族館リサーチに密着」、アンドリュー・スタントン監督のイントロダクション付きで楽しめる様々な「未公開シーン」、英語オリジナル版のボイスキャストたちが自分の演じたキャラクターの元になった生物たちの生態を紹介する「キャラクターになった生き物たち」、そして普段は決して見る事の出来ない製作中にスタッフが遭遇した面白奇妙な「CGエラー映像集」等々、本編も更に何度も見たくなる興味深いボーナス・コンテンツも満載です!

◆Staff&Cast

<スタッフ>
監督: アンドリュー・スタントン
共同監督: アンガス・マクレーン
製作総指揮: ジョン・ラセター
製作: リンジー・コリンズ
脚本: アンドリュー・スタントン、ヴィクトリア・ストラウス
音楽: トーマス・ニューマン

<キャスト>(日本語版ボイスキャスト)
ドリー: エレン・デジェネレス(室井 滋)
マーリン: アルバート・ブルックス(木梨 憲武)
ハンク: エド・オニール(上川 隆也)
デスティニー: ケイトリン・オルソン(中村 アン)
ニモ: ヘイデン・ローレンス(菊地 慶)
ベイリー: タイ・バーレル(多田野 曜平)
ベビー・ドリー: スローン・マーレイ(青山 らら)
エイ先生: ボブ・ピーターソン(赤坂 泰彦)

海洋生物監修: さかなクン
♪日本版エンドソング「アンフォゲッタブル」/八代亜紀 Courtesy of NIPPON COLUMBIA CO., LTD.

◆Production Notes

●ずっと心の中にいたドリー:物語ができるまで●
 2003年にアニメーション史上の興行記録を塗り変える大ヒットを記録し、ピクサーに初のアカデミー賞®長編アニメーション賞をもたらした映画『ファインディング・ニモ』。その結末は、作り手にとってもファンにとっても満足のいくものだったが、アンドリュー・スタントン監督の心の奥底では、何かが引っかかり続けていた。『ファインディング・ニモ』の3D公開が決まったのをきっかけに、ふたたび作品を見直したスタントン監督は、ドリーのことが頭から離れなくなってしまったという。
 前作はニモとマーリンを中心としたストーリーで、大冒険のすえに、親子の絆はいっそう強くなった。忘れん坊のドリーは心から信頼できる友達をみつけたものの、自分の生い立ちや家族については、なにひとつ思い出していない。「ドリーにも家族がいるはずです。(前作のなかで)ドリー自身も、“私の家族はどこにいるのかしら?”と言っていますからね。彼女の混乱ぶりは笑いを誘いましたが、そこには悲しい現実があり、語られるべきストーリーがあるのです。ドリーの子供時代に何が起こったのかそれを観客たちに知らせなければならないと気づきました。私はバックストーリーについて、以前からいくつかのアイデアをもっていましたが、それを堀り下げる時がきたと心を決めました。」とスタントン監督は話す。
 こうして始動した『ファインディング・ドリー』は、前作から1年後の物語。アカエイの大群が起こした激流に飲まれたドリーは、その体験が、ずっと前に両親と離れ離れになった時の状況に似ていると感じる。それが引き金となって、子供のころの思い出がよみがえり、自分の家族を探したいという強い思いに駆られるのだ。
 プロデューサーのリンジー・コリンズは消えることのなかったドリーの家族に対する思いについてこう語る。「ドリーは日々の生活の中で、たとえばニモの名前など、細かいことをしょっちゅう忘れてしまいます。でも感情的な記憶、たとえば自分がニモとマーリンを大好きだということは決して忘れない。だから両親に対する愛情もずっとドリーのなかに生き続けていたのです。」

●最新技術を集約させたキャラクター:ハンク●
 『ファインディング・ドリー』に登場する新たな仲間たちの中でも、とびきりユニークな存在であり、スーパーヒーロー並みの活躍をみせるのが、タコのハンク。ピクサーが持つ最新のテクノロジーとアニメーション技術をつぎ込んでつくられたキャラクター。
 アニメーターたちを悩ませたのは、ハンクの“動き”。平たくなったり縦に伸びたりするハンクの動きを作れるようなシステムを設計し、吸盤や水かきもアニメーションで動かす方法を考えなければならない。何よりも大変だったのは、ハンクの7本の触手だった。それぞれが違う動きをし、流れるようにうねる触手を作り上げるのに、約1年を費やしたという。これはキャラクターデザインや、触手にテクスチャーや影、演技をつける過程を含まず、あくまで自然に動かすシステムを作るだけでの話だ。
 また、ハンクには全部で350個の吸盤があるが、これらにもそれぞれ動きがつけられた。まずはひとつの吸盤の動きがどうなっているのかを調べ、くっつく、はがれる、つぶれる、といった動きが自然に見えるようにシュミレーションする。この動きを、ハンクのすべての吸盤に適応。触手の動きに合わせて吸盤を押しつぶされ、つっくいたり剥がされたりする様子を心地よく表現しているのだ。
 ピクサーは徹底したリサ―チを行うことで知られているが、本作のリサーチは細胞レベルまで及んでいる。ピクサーの技術チームは、ハンクがどんなものにカモフラージュしても対応できるシステムを作るため、タコが持つ色素胞(色素をもった細胞)に注目。どうやって体色のパターンをすばやく切り替えられることができるのか、その仕組みを研究して、ハンクの皮膚にも同じようなシステムを作り上げた。ハンクが見せる複雑で奇想天外なカモフラージュも、本作の大きな見どころとなっている。

●短編『ひな鳥の冒険』●
 今回の短編『ひな鳥の冒険』は1997年ピクサー入社のアラン・バリラーロの監督デビュー作。
 『トイ・ストーリー2』や『モンスターズ・インク』、『ファインディング・ニモ』など様々な長編アニメーションのアニメーターとして活躍。新たなアニメーション・ツールの開発にも携わり、そのプレゼン用に作った小さなシギのテスト映像が、やがて短編映画『ひな鳥の冒険』へと発展した。
<ストーリー>幼いシギのパイパーは、お腹がペコペコ。でも食べものがあるのは、波打ちぎわの砂のなか。パイパーは波がこわくてたまらない…。巣を出たばかりの小さな水鳥が美しいビーチで繰り広げる、初めての冒険の物語。
◆商品データ

【共通データ】
原題: Finding Dory
発売日: 2016年11月22日(火)
製作(表示年度)/本編尺: アメリカ(2016年)/本編約97分
発売: ウォルト・ディズニー・ジャパン

【MovieNEX】 ※ブルーレイディスクの仕様は本編ディスクの仕様です。
商品名: ファインディング・ドリー MovieNEX
価格/組: 4,000円+税/3枚組(ブルーレイ2枚、DVD1枚)
記録/圧縮方式/画面サイズ:
 <ブルーレイ>2層/MPEG‐4 AVC/16x9(1.78:1)
 <DVD>片面2層/MPEG‐2/16x9ビスタ(1.78:1)
音声:
 <ブルーレイ>1.英語DTS-HDマスター・オーディオ(ロスレス)7.1ch
        2.英語DTS-HD ハイ・レゾリューション・オーディオ5.1ch
        3.英語ドルビーデジタル 2.0ch
        4.日本語DTS-HDハイ・レゾリューション・オーディオ 7.1ch
        5.日本語DTS-HDハイ・レゾリューション・オーディオ 5.1ch
        6.日本語ドルビーデジタル 2.0ch
 <DVD>1.英語ドルビーデジタル5.1ch 2.日本語ドルビーデジタル5.1ch
字幕: <ブルーレイ>1.日本語字幕 2.英語字幕 3.日本語吹替用字幕
    <DVD>1.日本語字幕 2.英語字幕 3.日本語吹替用字幕
リージョンコード: <ブルーレイ>All Region <DVD>Region2
ボーナス・コンテンツ ★はDVDにも収録
※フィルムメーカーによるイントロダクション付き:
<本編ディスク>
 ・ひな鳥の冒険★
 ・突撃!海中インタビュー
 ・チーム・ハンクの挑戦
 ・忘れんぼうな主人公
 ・監督が運転手
 ・響き合う作り手たち
 ・水族館リサーチに密着
 ・キャラクターになった生き物たち
 ・音声解説★
<ボーナス・ディスク>
 ・製作の舞台裏(アート・ディレクターとキャラクタースケッチ/海の世界の音楽/CGエラー映像集/『ファインディング・ニモ』を絵文字でやってみた/ミニミニクリップ集)
 ・バーチャル水族館(海草/オープンオーシャン/エイの大群/海面にむかって)
 ・未公開シーン(イントロダクション/マーリンとの約束/ドリーの寝言/ハプニングの前/ハンクとの出会い/危機一髪/会えてよかった/もうひとつのオープニング集)
 ・劇場予告編(アメリカ版/日本版/スペイン版/ロシア版)