スティングは近年、リュート伴奏のみで歌われたアルバム『Songs from the Labyrinth』(2006年)、冬をテーマにしたコンセプトアルバム『If on A Winter's Night』(2009年)、過去曲のオーケストラ共演録音盤『Symphonicities』(2010年)、舞台の為に書き下ろした楽曲を収めた『The Last Ship』(2013年)といった作品のリリースが続いていただけに、ロック/ポップ・アルバムのリリースは2003年の『Sacred Love』以来、13年ぶり。スティング自身は本作を“ここしばらくのものに比べロックの要素が強い”と説明しており、ロック色の濃いアルバムとしては1999年の『Brand New Day』以来の作品です。
トラックリストはまだ明らかにされていませんが、アルバムには、プリンスが亡くなった週に書いたというバラード「50,000」や、ヨーロッパへの移民について歌った「Inshallah」や、気候変動について歌った「One Fine Day」などが収録される予定です。