元INXSのマイケル・ハッチェンス　未発表曲＆ドキュメンタリーが2017年にリリースへ

1997年に亡くなった元INXSのシンガー、マイケル・ハッチェンス（Michael Hutchence）。未発表曲が没後20年にあわせて2017年にリリースされる予定。またドキュメンタリーも制作されており、同年に公開される予定です。

英新聞The Guardian等によれば、制作を手がけたのは、Kings Cross studioとX Studioを運営するシドニーの企業家ロン・クリーヴィー。クリーヴィーは、マイケル・ハッチェンスの没後にリリースされたソロ・アルバム『Michael Hutchence』（1999年）にもプロデュース参加していたプロデューサーのダニー・セイバーと共に、およそ2年をかけてハッチェンスが遺した未発表音源を完成させています。セイバーによれば、セイバーは生前のハッチェンスと楽曲制作を行っていたそうで、それ時の音源を完成させているようです。完成したのはトータル15曲で、クリーヴィーは「少なくとも5曲は素晴らしい」「今のところ名前は言えないが、ビック・アーティスト2人とのデュエット曲も2曲ある」と説明しています。

またクリーヴィーは、ハッチェンスの最後の年をフィーチャーしたドキュメンタリーも制作。ハッチェンスが残した日記、ノート、写真などをもとにした作品となるようです。監督はINXSのミュージックビデオを数多く手がけたリチャード・ローウェンスタイン。

音源もドキュメンタリーもフル・リリースは2017年を予定。音源は今年2016年11月に先行シングルがリリースされる計画もあるようです