ブラー(Blur) のドキュメンタリー映画『ブラー:ニュー・ワールド・タワーズ(blur:New World Towers)』のBlu-ray/DVDが一般流通でもリリース決定。9月7日にタワーレコードで先行リリースされる本作、一般流通盤は9月28日に発売されます。映像特典として未公開フッテージ集、予告編集を収録予定。
この作品はバンドの近年を追ったもので、最新アルバム『The Magic Whip』の制作過程から2015年7月に約8万人を集めたロンドン・ハイドパーク公演までの活動を追った作品。ここでのレコーディングが『The Magic Whip』のリリースに繋がった2013年・香港から、2015年夏のロンドン・ハイドパーク公演までの間に撮影されたライヴ・パフォーマンスやバンド・メンバーのインタビュー、最新アルバムについてのディスカッションなどをフィーチャーしています。
以下は以前に公開/アップされた映像
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●『ブラー:ニュー・ワールド・タワーズ』
以下、インフォメーションより
4人だから物語を紡いでこれた。4人だから苦難もあった。4人だからブラーなんだ。
16年ぶりとなる“4人"でのブラーによるアルバム『ザ・マジック・ウィップ』の制作に至るまでの秘話から、グレアム・コクソンのバンド復帰、香港での極秘レコーディング、そして2009年のロンドン五輪閉会記念ライヴに続いてのハイドパーク・コンサートまでを追ったドキュメンタリー映画。本国英国では2015年12月2日に各地で一夜限りのロードショーが行われて、大きな話題を呼んだ。
“『モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ」や『パークライフ』で経験して以来の自然発生的な曲作りだったんだ"
99年に発表された6thアルバム『13』以降、バンドを離脱していたギターのグレアム・コクソンが08年にバンドへ復帰。13年5月に予定されていた日本でのライヴがキャンセルになったことにより、ブラーの4人は香港のスタジオに入り、極秘のレコーディングを敢行する。ロンドンに戻った彼らは盟友スティーヴン・ストリートを招いて12年ぶりとなる8thアルバム『ザ・マジック・ウィップ』を完成させるが、本映画ではその制作過程やデーモン・アルバーンをはじめとするメンバーの心象風景を至近距離から描いている。
“グレアムの復帰は本当に自然なプロセスだった。時間とともに彼自身がブラーに戻りたいと感じ、何かを作りたいと言い出した。つまり最初の僕たちに戻れたんだ"
互いの心境をさらけ出したことで再びつながるようになったデーモンとグレアムの絆。香港という街がメタファーとなった『ザ・マジック・ウィップ』で実際に歌われているのはデーモンとグレアムの関係であり、心から和解したふたりの表情も見もの。結成当時の新鮮な気持ちを取り戻した4人が新曲と名曲を生き生きと演奏するシーンにも胸が熱くなる。
“僕らはボロボロになりながら長年バンドを続けてきた。まさに心をすり減らしながら、すべてを音楽に捧げている。僕らは4人で奏でる音で表現するために存在しているんだ"
90年のデビュー以来、英国を象徴するバンドとして世界的な人気を保ち続けるブラー。その伝統と革新が奏でるメロディやサウンドの原点、あふれんばかりにほとばしる音楽への愛、そして4人の変わらない友情……思わず胸が熱くなるシーンを連続で捉えたブラーのありのままの姿を伝える『ブラー:ニュー・ワールド・タワーズ』。新作をたずさえた来日公演がまだ実現していないだけに、その最新ライヴ映像も必見だ。
ど迫力のライヴシーン 使用楽曲
「ニュー・ワールド・タワーズ」
「ビートルバム」
「エンド・オブ・ア・センチュリー」
「アウト・オブ・タイム」
「ガールズ・アンド・ボーイズ」
「ディス・イズ・ア・ロウ」
「ソング2」
「ザ・ユニバーサル」
ほか
【映像特典】
未公開フッテージ集、オリジナル予告編、日本版予告編(予定)
【キャスト】
デーモン・アルバーン、グレアム・コクソン、アレックス・ジェームス、デイヴ・ロウントゥリー
【スタッフ】
監督:サム・レンチ
製作:二―ヴ・バーン、レジーヌ・モイレット、ビル・ロード
撮影:ブレット・ターンブル、バド・ガリモア
編集:ハミッシュ・リヨン、ベン・ウェインライト・ピアース、レグ・レンチ
©1995 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER