AC/DCのクリフ・ウィリアムズ　現ライヴ・ツアーを最後にツアーやレコーディングから身を引く考えを表明

AC/DCのベーシスト、クリフ・ウィリアムズ（Cliff Williams）が現ライヴ・ツアーを最後に、ツアーやレコーディングから身を引く考えを明らかにしています。米雑誌Gulfshore Lifeの取材に応じたクリフは、「マルコム（ヤング）を失い、フィル（ラッド）も今やブライアン（ジョンソン）もいない。違う動物になってしまった」
「俺は自身の考えが適切だと感じている」とコメントしています。

クリフが言うように、AC/DCは近年、メンバーの離脱が相次いでいます。2014年にはギタリストのマルコム・ヤングが認知症を患い離脱、同年末にはドラマーのフィル・ラッドが薬物関連法違反と殺人謀議罪のため逮捕されて解雇、2016年にはブライアン・ジョンソンが聴力障害の問題からドクターストップが掛って離脱しています。

アクセル・ローズ（Axl Rose）をヴォーカルに迎えて行われているAC/DCの現ライヴ・ツアー＜Rock or Bust Tour＞は8月27日ノースカロライナ公演より再開。9月20日のペンシルベニア州フィラデルフィア公演まで行われる予定です。