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ディープ・パープルのイアン・ペイス “軽度の脳卒中”だった

2016/06/18 01:03掲載
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Ian Paice
Ian Paice
ディープ・パープル(Deep Purple)のドラマー、イアン・ペイス(Ian Paice)が声明を発表し、“軽度の脳卒中”を起こしたことを明らかにしています。バンドが今週予定されていたコンサート(スウェーデンとデンマーク)を“メンバーの体調不良”を理由にキャンセルしたため、様々な憶測と噂が流れていたため、それが広まるのを止めたいとの願いから公表しています。

ペイスは声明で、

「6月14日の朝、目が覚めたら体の右半部に感覚がないと感じ、右手と指が上手く動かすことができないことに気付きました。病院で診てもらったところ、“軽度の脳卒中”あるいは“TIA(一過性脳虚血発作/一時的に脳に血流が流れなくなり、神経脱落症状が現れる発作)”と診断され、入院することになりました。ストックホルム(スウェーデン)の病院のスタッフは素晴らしく、すぐに私の治療を始めてくれました。CTとMIRスキャンの結果、私の場合は深刻ではなく、永続的な損傷はないことが判明しています。いまは、顔の右側が少し麻痺していることと、右手にチクチクする感覚があるだけです。手の感覚はすぐに戻るので、来月には完全にツアーに復帰できると思います。もうこんなことが起きないようにするために、毎日服用しなきゃいけない薬のセットを持っています。あなたのためにプレイできなくて申し訳ありません。私は自身自身を気の毒だと思います。1968年にディープ・パープルが結成されてから、私が公演に出られなかったのはこれが初めてでした。心配し、お見舞いの言葉を送ってくれたすべての人々に感謝の気持ちでいっぱいです」

と説明しています