のドキュメンタリー映画『ミスター・ダイナマイト:ファンクの帝王ジェームス・ブラウン(原題:Mr. Dynamite: The Rise Of James Brown)』。日本公開決定を記念して、ジェームス・ブラウンを愛する各界の著名人よりJB愛溢れるコメントが到着しています。岡村靖幸、横山剣(CRAZY KEN BAND)、浜野謙太(在日ファンク)ほか
(※順不同)
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あけすけな差別や暴動や公民権についてのギザギザした争いもない現代。
あしたのジョーのような本当のどん底から出てきた男がいない時代。
もう二度と、こんな火の玉のような男は現れないでしょう。
獣のようなダンスと歌。
何故誰も彼のように炎のステップ出来ないかこの映画をみればつくづくわかります。
現代はこんな火の玉のような男はいないからです。
―岡村靖幸(ミュージシャン)
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僕が中学の時、実のお父さんが、若くて綺麗な奥さんと再婚し、その奥さんが「いいからこれ聴きなさい!」って僕にくれたのが『セックス・マシーン』ってLPだった。どうにも説明のつかない何かに胸をかき乱され、ドッと涙があふれ出た。この映画を観てその理由がわかったような氣がします。
JB!とてつもなく悲しく、力強く、物凄い音楽!イイネ!
―横山剣(ミュージシャン/CRAZY KEN BAND)
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本当に愛しい人ってのはひと言では語れません!
メンバーから出てきたJ.Bへの愛&憎
そしてクエストラブさんから出てたJ.Bへの、笑い&超リスペクト。
ジェームス・ブラウンってこれだよこれ!
彼の没後10年、やっと泣けた。
素晴らしい映画です。
―浜野謙太(ミュージシャン・俳優/在日ファンク)
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JBを鑑賞できるシアワセを、神様に感謝します。
すべてのキャパシティーを超えて、笑いが止まらないのだ。
ただ、笑いすぎると天国から撃たれそうだから、注意注意。
―安齋肇(イラストレーター)
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観たことない映像だらけでソウルからファンクへのジェームス・ブラウンの軌跡をたどる。単行本『俺がJBだ!』にも、再現版『ジェームス・ブラウン』にもなかった(と思う)公民権運動への関与の記録映像も。お宝だらけだった!
―いとうせいこう(作家・クリエーター)twitterより
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こんな人、もう現れないかも。
一体、何世代に渡ってシーンの中心にいたのだろう!?
常識は常識を生まない、非凡な才能が新しい常識を作る。
インタビューを通して、バンドメンバーがいかにあのスタイルを支えていたかにも気付かされる。
ライヴシーンも目白押しで最高!
―オカモトショウ(ミュージシャン/OKAMOTO'S)
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都市伝説の如く語り継がれてきた、JBによる「武勇伝」ともいえる所業の数々。それらがもはや世界遺産クラスな未公開映像、そしてJBに所縁のあるレジェンド達が惜しげもなく語る証言で紡がれたこの映画によって、JBが『I’m Real』、つまり全て事実であり真実であったことが証明された!
―オカモト“MOBY”タクヤ(ミュージシャン/SCOOBIE DO)
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ハングリーさが生んだ、強烈に自分を貫くエネルギー
ステージの彼は正に教祖
観衆はただ、とりつかれて異次元にトリップさせられてしまう
God of Soul / Mr. Dynamaite / Soul Brother #1
どんな例えも大げさではない、魂の入ったステージ
とにかく彼は別格
僕も初めて見た時から彼のとりこです
そして憧れです
一番好きな曲は"Cold Sweat"
あのリズムは彼の閃きです
―グッチ裕三(エンターティナー)
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JBの魂の叫びは、孤独と向きあいあながら、生きる苦悩と喜びを味わいつくす姿をさらけ出す。その容赦ない生き様で、折り合いをつけながら生きる者たちに「生きるとはどういうことか!?」と突きつける。
―佐野史郎(俳優)
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希代のエンターテイナー。
これは以前より私がイメージしていたジェイムス?ブラウンのイメージです。それ以上もそれ以下も無し。
しかし、このドキュメンタリーに登場するJBは黒人解放運動の闘士であり、自我崩壊を内在しながら戦い抜いたアーティストでした。
ケンドリックラマーへと受け継がれる黒人音楽の系譜を目の当たりにしたことも収穫。
―須永辰緒(DJ/音楽プロデューサー)
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JBドキュメンタリーは全て観ていると思いますが、これほど深く掘り下げて、テーマも広範囲におよぶドキュメンタリーは無かったと思います! かなりハードコアなファンが観ても十分に楽しめる内容で素晴らしい!
それから、1970年代中期以後は完全にバサッと切り落としたという潔さもナイスです。
―中田亮(ミュージシャン/オーサカ=モノレール)
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偉大で過剰なジェームス・ブラウン個人の功績....だけでなく、JB'sを中心とした、バンドマンなら「わかるよ!」と言いたくなるような、苦労や切ない話が満載です。
でも、「大変だったよ〜」という裏側には、「奴(JB)と、凄い事をやったんだ」という誇りがあふれていて、見てるこっちも笑顔と、なぜか少しドヤ顔になってしまいます。
具体的に誰がどうとか言うときりがないのですが、とにかくメルビンパーカーの話が最高?恐ろしい話なのに語りが最高にグルーブしてるので、気持ちよさしかなかったです!
―永田真毅(ミュージシャン/在日ファンク)
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大元帥クインシー・ジョーンズは「音楽」と「ビジネス」を一体化させた「音楽ビジネス」を全うするのが成功の秘訣だとぼくに教えてくれました。いっぽう帝王JBは「ショービジネス」ではなく「ショー」と「ビジネス」の両方をやらねばと言いました。同い年のふたりは正反対の主張をしているようでいて、実は同じ真理を語っていたのですね。この映画を観てよくわかりました。
―松尾潔(音楽プロデューサー)
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すべてが「スゴい!!」のひと言に尽きる。貴重なドキュメンタリー映像の迫力!ゲロッパのおじさんとして15回も来てくれたのに、私もここまでは見たことも聴いたことも無かった。ミック・ジャガーのJ・Bに対する半端じゃない尊敬と憧憬が、この至宝のドキュメンタリーに結実している。マイケルにも見せたかった……と思う。
―湯川れい子(音楽評論・作詞)
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濃いねー
すごい発明だねー、ファンク!大発見!
あんな音楽、なんでできたんだろう?!
引き寄せたんだろうね、いろいろ。
キレッキレだわ。
クエストラブの実演解説もサイコー!
―YO-KING(ミュージシャン/真心ブラザーズ)
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James Brownというソウルマンの言葉、動き、叫びが実際の映像とともに、生きるということの力強さを魂に訴えかけてくる!
そして、あの凄まじいコクと、鋭いキレ味で、煮えたぎったJBサウンド門外不出のレシピを紐解くヒントとなる恐ろしいほどに貴重な作品なのです!
この生々しい熱気は、あなたの人生を確実に10倍…ファンキーにします!
―ROY(ミュージシャン/THE BAWDIES)
http://www.uplink.co.jp/mrdynamite/comment.php本作は、アメリカの音楽シーンを根底から変え、“ショービジネス界で最も働き者”として音楽界に君臨したジェームス・ブラウンの軌跡を、ジェームス・ブラウンの権利を管理する会社、ブラウン・エステート異例の協力を得て、貴重な映像やこれまで未公開だった映像や写真などが現在のインタビューとともに構成
監督を務めるのは、アメリカ兵がアフガニスタンのタクシー運転手を拷問死させた事件を描いたドキュメンタリー『闇へ』でアカデミー賞ドキュメンタリー映画賞を受賞するなど、社会派作品を数多く手がけるアレックス・ギブニー。プロデュースは2015年公開『ジェームス・ブラウン〜最高の魂(ソウル)を持つ男〜』と同様にミック・ジャガー。JBの知られざる素顔と“ファンクの帝王”と呼ばれるに至った経緯、そして今のアーティストたちに与えた絶大な影響をさぐる、JBドキュメンタリーの決定版です。