映画音楽の巨匠
エンニオ・モリコーネ(Ennio Morricone)の400本以上に及ぶ作品を網羅した世界初の完全フィルモグラフィ『エンニオ・モリコーネ映画大全』が洋泉社から発売中。イタリア本国でもまとめられなかった世界に類を見ない完全ガイドです。
『荒野の用心棒』の「さすらいの口笛」でマカロニ・ウエスタンの大ブームを巻き起こした張本人にして、『ニュー・シネマ・パラダイス』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』など、ノスタルジックな美メロディで世界中の映画ファンを感動させ続ける偉人の業績を一望。
『太陽の下の18才』『死刑台のメロディ』『ミッション』『アンタッチャブル』『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』』『テオレマ』『狼の挽歌』『ウエスタン』『1900年』『夕陽のギャングたち』『エーゲ海に捧ぐ』『Mr.レディ Mr.マダム』『海の上のピアニスト』『マレーナ』などの代表作はもちろん、サントラ&ラウンジ・ファンを熱狂させた『ある夕食のテーブル』『ラ・カリファ』『スクージ・ファッチアモ・ラモーレ?』『女にシッポがあった時』など幻の未公開作や、最新作『ヘイトフル・エイト』まで全428本のあらすじ、見どころ、聴きどころ、そしてスタッフ・キャストなどの作品データ全掲載。クラシック、ジャズ、ロック、現代音楽、歌謡曲、合唱、スキャットなど変幻自在の音楽スタイルもくまなく解説します。
またジャンニ・モランディはじめとするカンツォーネ(イタリア歌謡曲)時代、テレビ・ヴァラエティや舞台演劇音楽など映画以外の足跡も徹底追跡しています。
セルジオ・レオーネからクエンティン・タランティーノまでコンビを組んだ映画監督から、演奏家、編曲家、指揮者、口笛、コーラス、ハーモニカ奏者まで、重要なコラボレーターたちも紹介しています。
さらに世界各国の珍しいポスター、ロビーカード、レコードジャケットなどのカラー図版、貴重なスチール写真も満載。巻末索引人物名は2000人超。