ンフィクションW ハリウッドを救った歌声〜史上最強のゴーストシンガーと呼ばれた女〜
『ウエスト・サイド物語』など、数々の大ヒットミュージカル映画でゴーストシンガーを務めた、マーニ・ニクソン。ハリウッドを救った陰の立役者とその舞台裏に迫るドキュメンタリーがWOWOWで放送。『ノンフィクションW ハリウッドを救った歌声〜史上最強のゴーストシンガーと呼ばれた女〜』は2月27日(土)午後1:00オンエア
●『ノンフィクションW ハリウッドを救った歌声〜史上最強のゴーストシンガーと呼ばれた女〜』
2/27(土)午後1:00 WOWOW プライム
[番組紹介/解説]
『ウエスト・サイド物語』など、数々の大ヒットミュージカル映画でゴーストシンガーを務めた、マーニ・ニクソン。ハリウッドを救った陰の立役者とその舞台裏に迫る。
“ゴーストシンガー”と呼ばれた彼女の名前は、マーニ・ニクソン。名だたる名女優の歌声を担当した彼女は、1930年生まれで、80歳を超えても健在だ。番組では彼女に密着取材を試みる。「私は、ただ歌うことが大好きな“シンガー”です。これまでも、そしてこれからも」と語るマーニの“陰”の人生に迫る。さらに、彼女の歌声に影響を受けたというミュージカル界のトップスター、ケリー・オハラのインタビューなども交えて“ゴーストシンガー”の歴史を紐解く。
[内容]
映画『ウエスト・サイド物語』で伸びやかに力強く歌い上げる名女優ナタリー・ウッド。『マイ・フェア・レディ』で軽やかに弾むソプラノを披露するオードリー・ヘプバーン。『王様と私』で愛らしさをみごとな歌声で表現するデボラ・カー。彼女らの歌声は映画やミュージカルファンでなくとも、一度は耳にしたことがあるかもしれない。世界中で親しまれている名曲の数々だが、実はたったひとりの女性が歌い、みごとに吹き替えられているのだ。
今から約50年前のタイム誌に「史上最強のゴーストシンガー」という記事が掲載され、“ゴーストシンガー”マーニ・ニクソンの存在が初めて世に知られることとなった。それまで“ゴーストシンガー”の存在はトップシークレットだったのだ。
幼いころから類まれな歌唱力を持ち、10代からソプラノ歌手として活動していたマーニ。“ハリウッド黄金期”と呼ばれた1940年代後半、映画『The Secret Garden(原題)』のヒロイン、マーガレット・オブライエンの歌声を吹き替える仕事が舞い込む。そこから、彼女の“ゴーストシンガー”としての人生が始まった。しかし、映画のクレジットに彼女の名前が出ることはなかった。
今だから語られる“ゴーストシンガー”の“本当の声”に耳を傾けたい。(2016年)
http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/107922/index.php