POST PUNK 1978-1982 世界を拡張した5年間
ポスト・パンクとは何か? ディスクガイド・ブック『POST PUNK 1978-1982 世界を拡張した5年間』がDU BOOKSから2月6日発売予定。著者は伊藤英嗣と近藤真弥
●『POST PUNK 1978-1982 世界を拡張した5年間』
A5版/192ページ/並製
著者:伊藤英嗣+近藤真弥
2,700円(税込)
以下、インフォメーションより
ポスト・パンクとは何か?
プライマル・スクリームやソニック・ユース、YMOなどが誕生した背景、そして現在のロック・シーンの礎をたったの5年間で拡張させた特異な音楽性、それらを重要アーティストごとに検証し、新旧アーティストを分け隔てなく紹介する豊富なラインナップのディスクガイド・ページもご用意。
そう、これは新しいタイプの<ディスクガイド・ブック>です。
70年代後半、パンク以降に発生した“新しいパンク”ことポスト・パンク。
パンクでもロックでもない新しい音楽が、それこそジャズやソウル、電子音楽、さらにはアートや思想なども伴って、それぞれの価値観によって追及された結果、世界中に個性的なサウンドが数多く誕生しました。
このポスト・パンクによってイギリスでは重要なインディ・レーベルがたくさん産声を上げ、アメリカではオルタナティヴ・ロックの土台が作られ、ドイツやフランスではテクノとハウスが相互に関係するなど、今のロック/ポップ・シーンの礎となる大きな役割を担っていたことが検証できます。
つまり、このたった5年間に興った<ポスト・パンク>によって、“世界の音楽が拡張した”のです。
<本文>
1. PIL
2. JOY DIVISION
3. THE POP GROUP
4. THROBBING GRISTLE
5. GANG OF FOUR
6. YELLOW MAGIC ORCHESTRA
7. ORANGE JUICE
8. ECHO & THE BUNNYMEN
9. THE CURE
10. TALKING HEADS
<コラム>
1:パンク・ビフォー・パンク
2:クワイエット・ライオット・ガールズ
3:ノイエ・ヴィレ・ドイッツェ
4:退化の改新
5:ディスコ・ブームとノー・ウェイヴ
6:ペイズリー・アンダーグラウンド
7:ニュー・ロマンティックス
8:バンドやろうぜ!
9:グランジ
10:アフターDFA
<著者について>
☆伊藤英嗣
オルタナティヴ音楽メディア、クッキーシーン(COOKIE SCENE)編集長。文筆業、ロックンロール/ポスト・パンク翻訳者。
☆近藤真弥
フリーライター兼、クッキーシーン(COOKIE SCENE)編集者。