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押井守監督の最新作『ガルム・ウォーズ』 日本公開日が決定

2016/01/28 15:17掲載
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「ガルム・ウォーズ」 (c)I.G Films
「ガルム・ウォーズ」 (c)I.G Films
押井守監督がオール北米ロケを敢行した最新作『ガルム・ウォーズ』の日本公開日が5月20日に決定。また日本語版プロデューサーとしてスタジオジブリの鈴木敏夫が参加することも発表されています。押井監督と鈴木プロデューサーのタッグは『イノセンス』以来12年ぶり。

『ガルム・ウォーズ』は、押井監督が15年にわたる構想期間を経て作り上げた初の英語実写映画。物語の舞台は、創造主ダナンが去り、3つの部族が覇権を争う星アンナン。空の部族コルンバの女性飛行士カラ、陸の部族ブリガの兵士スケリグ、情報操作に長ける部族の老人ウィドの3人が、かつてダナンが作ったとされるクローン戦士「ガルム」の真実を探る旅に出る姿を描きます。

音楽は川井憲次、制作はProduction I.Gが担当しています。



本作の英語版『GARM WARS The Last Druid』トレーラー映像


☆鈴木敏夫のコメント
押井守との出会いは、30年以上前に遡ります。
当時から彼は、日本の映画を変えたいという夢に燃えていました。
たがいに別な道を歩んできたけれど、こうしてたまに、交錯する事があります。

押井守が日本で果たすことが叶わず、海外で撮った、15年越しの「夢」。
その日本語版をどうやって作るのか?
英語版を2度3度と見ながら、台詞の内容を一切変えずに、作品の印象を一変させてみたいと考えました。
それがこの仕事を引き受けた大きな理由です。

そのために必要なのは、日本的情緒を表現できる声優さんと、それを演出出来るディレクターさんでした。
幸いなことに、朴ろ美さんという名優と、演出の打越領一さんとの出会いがあり、その目論見が実現出来ました。

押井さんの大ファンである名脚本家・虚淵玄さんの協力も得て、今作品と向き合っています。
この日本語版を押井守が見てどう思うのか。
押井さんが悔しがるのが楽しみです。笑。
●映画『GARM WARS ガルム・ウォーズ』
5.20(fri) ROADSHOW

<出演/声の出演>
メラニー・サンピエール/朴璐美
ランス・ヘンリクセン/壤晴彦
ケヴィン・デュランド/星野貴紀

<staff>
原作・脚本・監督:押井守
日本語版プロデューサー:鈴木敏夫
音楽:川井憲次
協力:スタジオジブリ
制作:Production I.G
製作:バンダイナムコエンターテインメント Production I.G
配給:東宝映像事業部

☆公式サイト
http://garmwars-movie.com/jp/

(c)I.G Films