THE MAKING (100) レコードができるまで - サイエンス チャンネル
動画「レコードができるまで」が話題に。科学技術に関する動画を無料配信している「サイエンス チャンネル」にて公開されているもので、映像制作には日本で唯一のアナログレコード製造メーカー、東洋化成が協力。
この動画「レコードができるまで」は、身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝える同チャンネルの「ザ・メイキング」シリーズのひとつとして公開されています。
●「レコードができるまで」
再生時間:14分制作年度:2001年
[概要]
シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、「レコード」。CDが主流になっている現在、あまり見かけなくなったアナログレコード。レコードは表面に細い「音の溝」がきざまれている。この溝が針を振動させ、スピーカーを通じて音が伝わる。CDと異なり、レコードは人間の耳には聞こえないとされる「高い音」が出る。それが「音にうるおいがある」「音がやわらかい」などの効果を生むと言われる。また、A面とB面があり、両面で45分ほど収録できる。作業工程は、サファイアの針が樹脂でできた「ラッカー盤」の表面に溝をきざんでいく。この「ラッカーマスター」を元に、メッキをして型をつくる。(スタンパー)。スタンパーで、塩化ビニールをプレスし、レコード盤が出来上がる。
[出演者名・所属機関名および協力機関名]
東洋化成株式会社