マーティン・スコセッシとミック・ジャガーが製作した70年代の音楽シーンを描いたドラマ『Vinyl』　サントラ発売決定

マーティン・スコセッシ（Martin Scorsese）とミック・ジャガー（Mick Jagger）が製作した70年代の音楽シーンを描いたドラマ『Vinyl』。番組は2月14日から全10回の予定で米TV局HBOで放送。

放送に先駆け、2月12日にはサウンドトラック・アルバムの第1弾『Vinyl: Music From the HBO Original Series - Volume 1』が海外で発売。第2弾『Vinyl: Music From the HBO Original Series - Volume 1: Finale』は4月15日に海外発売されます。リリース元はAtlantic Records／Warner Bros. Records。

また毎週日曜日に放送される新たなエピソードに登場する楽曲、またはそのエピソードにインスピレーションを与えた楽曲をフィーチャーしたEPが放送2日前の金曜にデジタル配信される予定です。

EP：登場予定アーティスト
Julian Casablancas, Iggy Pop, Charli XCX, the Arcs, Chris Cornell, Trey Songz, Jessie J, Nate Ruess, Royal Blood, Jess Glynne, DJ Cassidy, Alex Newell, and Charlie Wilson etc

サントラ第1弾には、ニューヨーク・ドールズ（New York Dolls）のデイヴィッド・ヨハンセンによる再録「Personality Crisis」や、スタージル・シンプソンが歌う番組テーマ曲「Sugar Daddy」ほかを収録。

ドラマでは、ミック・ジャガーの息子ジェイムス・ジャガーが劇中に登場する架空のパンク・バンド、ザ・ナスティ・ビッツ（Nasty Bits）のヴォーカル、キップ・スティーヴンス役として出演。サントラ第1弾には、ミックとジェイムスも曲作りに参加したザ・ナスティ・ビッツの「Rotten Apple」も収録されます。

『Vinyl』はミック・ジャガーの原案に基づいた作品。エグゼクティブ・プロデューサーとしてマーティン・スコセッシ、ミック・ジャガー、そして『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』で知られるテレンス・ウィンターが参加しています。

パンクやディスコミュージックなどの新ジャンルが台頭し始めた70年代のニューヨークが舞台。新たな才能を発掘してレーベルの立て直しを図ろうとしているレコード会社のプロデューサー、リッチー・フィネストラを主人公に、ドラッグとセックスにまみれた当時の音楽シーンを描き出します。脚本はマーティン・スコセッシ、テレンス・ウィンター。監督はマーティン・スコセッシ。フィネスタを演じるのはボビー・カナヴェイル。

以下は以前に公開された映像

●『Vinyl: Music From the HBO Original Series — Volume 1』

01 Ty Taylor: "The World Is Yours"
02 David Johansen: "Personality Crisis"
03 Kaleo: "No Good"
04 Sturgill Simpson: "Sugar Daddy" (Theme from 'Vinyl')
05 Ruth Brown: "Mama He Treats Your Daughter Mean"
06 Otis Redding: "Mr. Pitiful"
07 Dee Dee Warwick: "Suspicious Minds"
08 Mott the Hoople: "All The Way From Memphis"
09 David Johansen: "Stranded In The Jungle"
10 Chris Kenner: "I Like It Like That"
11 Ty Taylor: "Cha Cha Twist"
12 The Jimmy Castor Bunch: "It’s Just Begun"
13 Soda Machine: "Want Ads"
14 The Meters: "Hand Clapping Song"
15 Soda Machine: "Slippin’ Into Darkness"
16 Edgar Winter: "Frankenstein"
17 Nasty Bits: "Rotten Apple"
18 Foghat: "I Just Want To Make Love To You"