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トニー・ヴィスコンティらによるデヴィッド・ボウイ『世界を売った男』の再現ライヴ・プロジェクト、ボウイ没後初のライヴをカナダで開催

2016/01/14 02:49掲載
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Tony Visconti and Woody Woodmansey
Tony Visconti and Woody Woodmansey
トニー・ヴィスコンティ(Tony Visconti)とウッディ―・ウッドマンジーによるデヴィッド・ボウイ(David Bowie)『The Man Who Sold The World(世界を売った男)』の再現ライヴ・プロジェクト、Holy Holy。1月12日にカナダのトロントにて、ボウイがこの世を去ってから初めてのコンサートを開催。数か月前から告知されていたコンサートですが、ボウイの訃報後にチケット購入者が殺到して完売になったとのこと。当日はヴィスコンティがコンサート開演前に観客に状況を説明。ヴィスコンティは「月曜日は人生最悪の日のひとつだった」と述べ、またこの日のコンサートを行うべきかメンバーで話し合ったことも明らかにしています。結論としては「深い悲しみに効くのは音楽であるはず。音楽は魔法だ。どんな薬よりもいい」と考えて今回のコンサート開催を決意したと説明しています。当日のファン撮影映像あり

●パフォーマンス




●開演前の説明の様子


なお、トニー・ヴィスコンティは自身のFacebookページで追悼メッセージを発表しています。ヴィスコンティはボウイの状況を知っていたようです。

「彼はいつだってやりたいようにやっていた。自分のやり方で、そして最高のやり方で。彼の死は彼の生と何ら変わりない、ひとつの芸術作品だった。彼は私たちのために、お別れの贈り物として『★』を作ってくれた。こういう形になることは1年前から分かっていた。だけど私にはその覚悟ができていなかったんだ。彼は愛と生気に満ち溢れた、たぐいまれな男だった。彼(の存在)はいつまでも私たちとともにある。でも今は泣いてもいいんだ。」 

He always did what he wanted to do. And he wanted to do it his way and he wanted to do it the best way. His death was...

Posted by Tony Visconti on 2016年1月11日