ダニー・ボイル(Danny Boye)監督は
デヴィッド・ボウイ(David Bowie)をテーマにしたミュージカル映画を企画し、何年もの間取り組んでいたそうですが、ボウイ本人から音楽使用の許諾が下りずに断念したとのこと。ダニー・ボイル自身が英国の雑誌Radio Timesのインタビューで明かしています。
ボイルは脚本家のフランク・コットレル・ボイスとともにボウイの人生とキャリアに基づいた映画に取りかかっていたそうで、ボイルは「素晴らしい脚本です。これは一種のミュージカル。だけど、我々は・・・音楽使用の許諾を得ることができませんでした」と、音楽使用の許諾が下りずに企画がお蔵入りしたと説明しています。
ボイルはこの企画を「本当に熱望していた」と述べており、それだけにボウイから断られたことを「深く悲しでいる」と説明。また、自身の最新監督作である映画『スティーブ・ジョブズ』は「頓挫したボウイ作品の脚本によって残った私の心の穴を埋めるため」に制作を進めたとも述べています