クラフトワーク(Kraftwerk)が“3Dアルバム”を今秋の終わりごろにBlu-rayでリリースする計画があるようです。メンバーのラルフ・ヒュッターが米ローリングストーン誌に取材で明かしています。
クラフトワークはこれまでに3D映像&サラウンドサウンドを駆使し8枚のオリジナル・アルバムを8日間にわたって全曲披露するステージを『3-D CONCERTS 1 2 3 4 5 6 7 8』と題して世界各地で開催。彼らがリリースを計画している“3Dアルバム”は、そのコンサートから派生したもので、コンサートと同様に8枚のオリジナル・アルバムの3D化を目指しているようです。3Dコンサートのパフォーマンスはこれまでにニューヨークやデュッセルドルフ、ロンドン、東京、ロサンゼルス、シドニーなどで行われており、今回の3Dアルバムでは、その3Dコンサートを3Dサウンドともいうようなサラウンド仕様で3Dフォーマットに変換してBlu-rayに収める計画です。
なお、ラルフは、クラフトワークは常に新しいトラックやパターン、曲作りに取り組んでおり、この“3Dアルバム”が終われば、9作目のアルバムに集中するだろう、とコメントしています