Alva Noto / Xerrox Vol. 3
坂本龍一とのコラボレーションでも知られる
アルヴァ・ノト(Alva Noto)の新アルバム『Xerrox Vol. 3』が日本でも発売に。国内盤は4月26日(海外:4月28日、DL版:発売中)リリース元は自身が主宰するRaster-Noton。日本はInpartmaint。
アルバム・シリーズ『Xerrox』の第3弾作品で、前作『Xerrox Vol. 2』から5年ぶりの新作。
現在、新曲「xerrox isola」が聴けます
以下のURLのページでプレビュー音源が聴けます
http://www.kompakt.fm/releases/xerrox_vol_3以下、メーカーインフォより
坂本龍一とのコラボレーションで知られるドイツ人天才サウンド・アーティスト、Alva Notoの《xerrox》(ゼロックス)・シリーズ最新作《xerrox vol.3》が待望のリリース。
前作《xerrox vol.2》から5年振り、アルヴァ・ノトのxerrox(ゼロックス)・シリーズ最新作《xerrox vol.3》が待望のリリース!長い旅の始まりとなった《xerrox vol.1》(2007年)には「旧世界」、《xerrox vol.2》(2009年)には「新しい世界へ」というサブタイトルがあったが、本作《xerrox vol.3》には「宇宙へ向かって」というサブタイトルが付けられている。
全5作になる予定のゼロックス・シリーズは、コピー(複製)のプロセスを基礎とした、無限のコピーによるマニピュレーションに取り組んでいる。本作は飛行機、車、空港などアルヴァ・ノトの移動中(クレジットでは”トランジット(輸送)”という言葉を用いている。)に録音が行われている。コピーからコピーを作った時にその手順の固有の欠点が特に明らかになるため、日常のサウンドは大きく作り替えられ、元の素材を連想させることはほとんど出来なくなる。その結果、完全に新しいサウンドが作り出され、オリジナルのコピーはそれ自身がオリジナルになる。
《xerrox vol.3》は、1970年代のタルコフスキー脚本「惑星ソラリス」や、ジュール・ベルヌの「神秘の島」をベースにした「ミステリー島探検/地底人間の謎」(原題 “la isla misteriosa y el capita´n nemo” )など、アルヴァ・ノトが子供時代に見た映画の記憶からインスパイアされている。このアルバムは非常に親密な雰囲気と共にアルヴァ・ノトのプライベートな側面を見せている。パーソナルな夢の反映、もしくはエモーショナルなランドスケープを通る空想の旅のような、スペイシーかつドリーミーなエレクトロニック・アンビエント・サウンドが展開されている。ノト本人は「実際には存在しない映画への映画的な感情のサウンドトラック」と述べている。
「《xerrox vol.3》はこれまでの私の作品の中でも最もパーソナルなアルバムです。このように感情をアウトプットしたことを自分でも驚いています。このシリーズの前2作のアルバムがどのように聞こえるのか依然ワクワクします。」(アルヴァ・ノト)
●『Xerrox Vol. 3』
1. Xerrox Atmosphere
2. Xerrox Helm Transphaser
3. Xerrox 2ndevol
4. Xerrox Radieuse
5. Xerrox 2ndevol2nd
6. Xerrox Isola
7. Verrox Solphaer
8. Xerrox Mesosphere
9. Xerrox Spark
10. Xerrox Spiegel
11. Xerrox Exosphere